犬がご飯を食べない理由は?【完全網羅】愛犬の食欲が復活するワザ集

犬がご飯を食べない理由

ぷりこ

うちの犬が子犬の時も一度食べないことがあったんですが、最近また食べてくれないので心配です。どうしてご飯を食べなくなってしまうんでしょう?

ワンコ先生

犬はいろいろな理由でご飯を食べなくなることがあります。ちゃんとご飯を食べられるようにするには、理由を知ることで対策をすることができるんですよ!どんな理由があるのかじっくりと見ていきましょう。

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犬がご飯を食べない理由は?

「おいしい?もっとゆっくり食べていいんだよ」愛犬の肥満には気を使いながらも元気にご飯を食べている姿を見て、健康なんだな♪とホッとする飼い主さんも多いのではないでしょうか(^^)

しかし、突然ご飯の食べが悪くなったり、ご飯を残すようになったりなど、ご飯を食べてくれなくなった時の心配…とても良く分かります。

人間だったらどうして食べないのか、言葉で説明してもらえますが、犬の場合はどうして食べてくれなくなったのか具体的に教えてはくれません。

実は、犬はいろいろな理由からご飯を食べてくれなくなってしまうことがあります。

子犬、成犬、老犬で、理由が違ってくる部分がありますので、それぞれの理由を全て網羅して徹底解説をしていきたいと思います!

その前に・・・

高齢犬をのぞいて全年代の犬に言えることですが、あなたと愛犬のしつけを通した信頼関係はしっかりと築けていらっしゃいますでしょうか?

本来は、「主従関係」と言いたいところなんですが、主従関係という言葉は順位付けと関連して上下関係のような使われ方をする場合があるので、誤解を避けるために「主従関係」ではなくて「信頼関係」と言わせていただきました。

子犬・成犬・老犬の全年代に言えることですが、犬とは正しいしつけを通して信頼関係を築けている状態でいることが、犬にも飼い主さんにも必要なことです。

というのも、犬にとって「しつけ」というのは、飼い主さんから人間社会で生きていくうえで快適に暮らせるために守るべきルールを教えてもらうことです。

そして、しつけを通して、犬は飼い主さんを頼りにして良い存在であることを知り、飼い主さんと一緒にいれば危険から守ってもらえることを知ります。

飼い主さんは、しつけをしながら愛犬の性格を知ったり、スムーズにしつけをするために必要な情報を得て、愛犬に対する理解を深めていきます。

最近は、室内で飼うことが主流ですから、よけいに正しくしつけをしてあげなければいけないんですが、問題行動が出ていなければしつけを後回しにしたり、何となく犬と共同生活をしている方もいらっしゃるようです。

一見、しつけの問題と犬がご飯を食べない理由は関係ないことのように思われるかもしれませんが、あとから解説していく「食べない理由」の前の大前提として深く関係があることなんです。

しつけをされていないということは、ルールがわからないので

  • 安心して頼れる人がいるのかわからない
  • 叱られることが多いけどその理由がわからない
  • 怖いものと怖くないものがわからない
  • 人間の役に立てることがなんなのかわからない
などなど、わからないことがたくさんあって、人間社会で不安に感じることが多くなってしまいます。

 

犬にしつけをするということは、人間の思い通りに言うことを聞かせることではなく、犬が人間社会で快適に過ごしていけるために教えてあげることであって、安心して暮らすために必要なことです。

あとでご紹介していく理由の中にも、しつけを通して、犬を理解し、犬と正しく信頼関係が築けていたら回避できることもいくつかあります。

まずは正しいしつけの方法を知って、毎日トレーニングを通して犬と信頼関係を作り、愛犬のことを深く理解して食欲がなくなってしまうような事態を未然に防げることが理想です

正しいしつけについて、愛犬の理解の仕方や具体的なトレーニング方法、再短期間でできるしつけのやり方については、イヌバーシティというしつけ術を実践していただくことがおすすめです。

イヌバーシティは、正しい信頼関係(主従関係)を築くことを重視したしつけ方法なので、基礎となるトレーニング方法も充実していますし、実践するだけで愛犬から信頼され大好きになってもらえるところが大きなおすすめポイントです。

イヌバーシティのおすすめしたい点はたくさんありますが、気になっていただけた方は公式サイトの方をご覧いただくのが早いかと思います。

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愛犬へのしつけについての理解はバッチリだ!というところで、犬がご飯を食べないそれぞれの理由についてみていきたいと思います!

子犬がご飯を食べない5つの理由

迎えたばかりを含めて、子犬のうちは繊細な心と体をしていますので、何かと心配なことが多いと思います。

子犬がご飯を食べない理由としては

  • 環境にまだ慣れない
  • 食べにくい
  • 寝不足が続いて食欲がない
  • 急激な成長が落ち着いた
  • フードの切り替えと歯牙脱換期
  • もともと小食だった
この5つが考えられます。

 

環境にまだ慣れない

迎えたばかりの時は特にそうですが、移動の疲れや、急激な環境の変化などからご飯を食べなくなってしまうことがあります。

ペットショップまでも長い距離を運ばれてきた疲れに加え、まぶしいほどの光の中で隠れることもできずに、大勢の知らない人からじろじろ見られてきました。

しかも、多くのペットショップでは子犬が大きくなってしまうと買い手がつかなくなることもあり、最低限の量しかフードをあげないお店もあると聞きます。

お腹がすいているのが当たり前のような環境から、また運ばれて新しく知らない環境に連れてこられている子犬の疲労というものは私達が思っているよりも大変なものでしょう。

そして現在、あなたの家に迎えられた子犬は、今自分がいるところは安全なところなのか?この見たことない人達は怖くないのか?という心配による気疲れと新しい環境への好奇心で、元気に見えてもダメージはたまっています

この今までに受けていた複数のダメージが理由で、ご飯が食べられないことが考えられます。

食べにくい

迎える前に食べていたフードを用意されていると思いますので、通常だと問題なく食べてくれるはずなんですが、先ほどもお話ししたようにペットショップではほんの少ししかもらえないので食べにくくても食べざるを得なかったこともあります。

でも、やっと環境にも慣れてきて、落ち着いて本来の量のフードが食べられるようになったとき、粒の大きさが大きいと感じたり、フードが固いなどに気付くことがあります。

寝不足が続いて食欲がない

人間も寝不足が続くと食欲がなくなることがありますが、子犬も寝不足が理由で食欲がなくなることがあります。

現在の子犬は、必要な睡眠時間がとれていない寝不足の子がとても多くなっています。

子犬の飼育環境で誤解がある部分もあり、子犬がゆっくり眠りにくい環境であることも原因ですし、飼い主さんの子犬への対応でも眠りにくくしてしまっていることがあります。

慢性的な睡眠不足状態になってしまうと、自律神経を始め、体内のホルモンバランスも乱れますし、基礎代謝が落ちることも理由となってご飯を食べないことが考えられます。

子犬の環境はその後の愛犬の性格や問題行動などにも直結してくる重要な問題なので、子犬を飼っている方は正しい環境で正しい育て方を知るためにもイヌバーシティのご検討を切に願います。

急激な成長が落ち着いた

一般的に犬の年齢を人間の年齢にたとえる時、犬の1年を人間の7年と考えて数えることが多いですが、子犬の時は7年どころではないほど急激な成長をしています。

小型犬の場合は1歳半から2歳で大人になりますが、なんと2歳の時は人間で考えると23~5歳くらいに数えられます。

犬は最初の2年間は本当に驚きのスピードで急成長をしているんですね。

その中でも、特に成長の幅が凄まじいのが生後8か月くらいまでになります。

犬の成長についての数え方はいろいろな考えがあるんですが、わかりやすいイメージとして

  • 生後2~3ヵ月が幼稚園生
  • 生後3~4ヵ月が小学生
  • 生後5~7ヵ月が中学生
  • 生後8~9ヵ月が高校生
性成熟や精神的な発達、反抗期のような態度が見られることなどを総合的に考えると、このような感じだと思っていただければイメージがしやすいかもしれません。(小型犬の場合)

 

もちろん個体差があるものですが、子犬は生後5~7か月の人間でいう中学生くらいまでに一気に成長をしていきます。

その後も体などは大きく成長をしていきますが、多くの場合生後5~7か月くらいになると急激な成長が落ち着くことが多いので食欲も落ち着くことが多いです。

フードの切り替えと歯牙脱換期

成長の続きにもなりますが、生後5~7ヵ月というのは、子犬用のパピーフードから成犬用のフードに切り替えをしますし、嗜好が変わる子犬もいます。

こってり味のパピーフードに飽きて、あっさり味の成犬用フードを好むようになるというイメージです。

ただ、ここら辺の好き嫌いについては子犬次第でもありますが、フードの切り替え時にご飯を食べなくなることはよくあります。

さらに言えば、この時期は乳歯から永久歯に歯が生え変わっている時期なので、歯がぐらぐらして痛いとか、生えてくるムズムズの違和感が気になるという理由でもご飯を食べなくなることがあります。

もともと小食だった

チワワやトイプードル・ポメラニアン・パピヨンなどの小型犬に多いですが、食に対して関心が低く、そもそもあまりご飯を食べない子もいます。

もともと小食だった場合、前述した理由が重なったりすると、もう食べる気がなくなってしまってご飯はいらないとなってしまいます。

食に対して関心が低いと、食べている時間を楽しい時間と感じることが少なく、他に気になるものがあると食べているよりも他で遊びたいと思ってしまうことも考えられます。

食に対して関心が低いうえに、小型犬ということもあって一回に食べられる量が少なめですからすぐにお腹がいっぱいだと感じてしまうのかもしれません。

子犬と成犬がご飯を食べない9つの理由

先ほどは子犬に見られる理由だけでしたが、ここからは子犬も成犬も両方とも当てはまる理由についてみていきたいと思います。

  • 病気・ケガ・誤飲
  • ストレスを感じている
  • 季節による食欲の変化
  • 1回の量が適切でない
  • 食べる場所が気に食わない
  • わがままになった
  • フードが気に入らない
  • おやつの与えすぎ
  • ヒート中(生理中)のため
以上の9つの理由が考えられますが、一番早急に対応しないといけないのが最初にご紹介する病気・ケガ・誤飲です。

 

愛犬の命にかかわることなので、ちょっと長くなりますが症状や考えられる病気などもご紹介していくので目を通しておいてもらえればと思います。

病気・ケガ・誤飲

犬は病気やケガで慢性的な痛みを感じていると、食欲がなくなりご飯を食べなくなることが多いです。

病気の場合は、病気の症状として食欲不振という症状がありますが、ケガの痛みや皮膚炎のかゆみといった、断続的に感じる不快でも食欲が低下しご飯を食べなくなることがあります。

これから、症状としてご飯を食べなくなるという病気をご紹介しますが、痛みなどがある他の病気でもご飯を食べなくなることを覚えておいてください。

急に食べなくなったときに考えられる病気

  • 口腔内の病気(歯周病・口内炎・虫歯・歯根膿瘍・舌炎・口唇炎など)
  • 肝臓の病気(急性肝炎など)
  • 消化器の病気(胃捻転・腸閉塞など)
  • 感染症の病気(パルポウイルス感染症・レプトスピラ症など)
  • 膀胱炎
  • ホルモンの病気(副腎皮質機能低下症(アジソン病)・甲状腺機能低下症など)

病気の中では口腔内の病気が、一番多いかもしれません。

歯周病は、ほとんどの犬が生涯のうちに一度はかかる病気とも言われていますし、犬は虫歯が少ないと言われていますが上下の歯が噛みあう部分が虫歯になり穴が開くこともあります。(もちろん虫歯は痛みがあります)

口腔内の病気としては、歯根膿瘍や舌炎、口唇炎などがありますが、口腔の病気になると全般的に食欲が落ちてご飯を食べなくなることが多くなります。

内臓の病気で急に食べなくなる場合は急性のものや、すぐに症状が出るもの、あとは急いで処置が必要なものになります。

急に食べなくなって、なおかつ少しでも苦しそうに見えたら、できるだけ早く受診をしておいた方が良いでしょう。

ホルモンの病気は、両方とも特定のホルモンが減少することによって起こる病気です。

ホルモンの病気は見た目ではわかりにくいと思いますが、脱毛したり元気がなくなったり、ご飯を食べないのに太るという症状があるので、早く気付いてあげるためには普段からケアのときなどに全身をチェックし注意を払っておきましょう。

徐々に食べなくなったときに考えられる病気

  • 腫瘍
  • フィラリア症
  • 慢性胃炎や胃潰瘍
  • 慢性肝炎や肝硬変

徐々に食べなくなるときは、急に悪化するのではなく、じわじわと病状が悪化する慢性の病気などが考えられます。

腫瘍は人間にできる腫瘍のほぼ全種類が犬にもできると言われていて、細胞が集まって固まったものを腫瘍と言います。

良性の物なら取れば問題ありませんが、悪性だと癌になるので命の危険がある病気です。

急性の病気と違って、初期症状があまりなかったり、症状が出るのも遅いため気づきにくく、症状が悪化しやすいのが特徴です。

定期的に健康診断を受けたり、便や尿をいつもチェックして健康な時とそうではない時の違いに気がつけるようにしておく必要があります。

フィラリア症は、蚊を媒介としてフィラリアという寄生虫が心臓に寄生することで起こる病気ですが、蚊が出始める時期に予防薬を飲ませることで予防することができます。

誤飲をしてしまった場合

誤って飲みこんだ異物が大きいと、食道で詰まってしまうことがあります。(食道梗塞)

食道内の一部をふさいでいるものから完全に食道をふさいでしまうケースまで病状はいろいろですが、見られる症状としては

  • よだれが大量に出る
  • 咳が出る
  • 血液を含んだ粘液を吐く
  • 元気がなくなる
  • 食べたものを吐き出す
このような症状が見られたら、異物を除去しなければいけないので病院で処置をしてもらってください。

 

ストレスを感じている

犬は人間社会で暮らしていくために、犬社会のルールではなく人間社会のルールに従う必要があります。

違うルールに従わなければいけないということで、ただでさえストレスを感じやすい状況の中、ちゃんと飼い主さんが人間社会のルールを犬に教えてあげていないと常にストレスにさらされることになってしまいます。

飼い主さんは、犬が人間社会で生きていくうえで、犬にとって

  • 安心して頼れる存在
  • 危険から守ってもらえる人
  • 人間社会のルールを教えてくれる人

でないと、犬は日々慢性的にストレスを受け続ける状態になってしまいます。

まずはこの事態を避けるために、イヌバーシティのしつけ方法で犬と正しく主従関係を築いて、慢性的に犬にかかってしまうストレスから、愛犬を守ってもらえればと思います。

そして、犬がストレスを感じるのはその他にもいくつか理由があります。

  • 引越しなどの環境の変化があった
  • 飼育環境の衛生状態が悪い
  • 飼い主さんとのコミュニケーション不足
  • 苦手・怖い 物、人、動物が近くにある
  • 留守番がつらい
  • 十分な運動ができていない

犬は、自分の置かれている環境に敏感で、引越しをしてガラッと環境が変わってしまったり、家族が増えたり減ったりすることに不安を感じ、それがストレスになります。

ただ、飼い主さんとしっかりと主従関係が築けていれば、頼りになる人が身近にいる安心感が得られるため、環境の変化によるストレスはだいぶ軽減することができます。

正しく主従関係を築くには、飼い主さんも愛犬のことを理解する必要があるため、愛犬に愛情不足による寂しい思いをさせるようなこともしなくなりますし、犬が恐怖を感じている対象にも気づいてあげられるため、遠ざけてあげるなどの配慮をすることができます。

お留守番についても、必ず飼い主さんは返ってくると、飼い主さんを信じることができれば、お留守番をしていても辛いと感じることがだいぶ少なくなります。

飼い主さんも帰ってきてからのケアを、きっと十分にしてあげられると思いますので、落ち着いてお留守番ができるようになるでしょう。

そもそも、毎日ドッグランでたっぷり走らせることなどは難しいと思いますが、リーダーウォークでお散歩をすることにより、心と体に心地よい刺激を与えることができるので、いつものお散歩でも運動不足によるストレスをかけなくて済むようになります。

こう考えてみると、犬にストレスをかけてしまうのは、環境などの外部的な要因もあるとは思いますが、正しく主従関係を築けていないために起こってしまう弊害とも言えます。

犬にストレスをなるべく感じさせずに過ごすためには、しっかりとトレーニングを通して犬と主従関係を築くことを意識していくことが大事なことだ感じます。

主従関係を築く具体的なトレーニングについては、イヌバーシティのしつけ方法が本当に効果がありますのでよろしかったらご検討ください。

季節による食欲の変化

人間もそうですが、犬も季節によって食欲がわいたり、ご飯を食べなくなったりと変化があります。

  • 夏バテで食欲がない
  • 冬の寒さで胃腸の働きが悪い
  • 寒暖の差で体が疲れ気味

空調に関しても気にして、なるべく一定の温度と湿度にするように心がけられていらっしゃるとは思いますが、お散歩などで外に出る機会はどうしてもあるので、気温などに影響を受けることがあります。

また、犬種によって、暑さに弱い・寒さに弱いなどもありますので、気温の変化によってご飯を食べないことが考えられたら、食べやすいように工夫をしてあげると良いでしょう。※工夫の仕方については後ほどご紹介します。

1回の量が適切でない

フードを残しがちな場合、ご飯を食べられないのではなく、一回の量がその子に合っていないことも考えられます。

例えば、1回の量が多すぎて次のご飯の時間までにお腹がすかない場合や、その犬が1回に食べられる量が少ないために食べきれずに残してしまうこともあります。

成犬になれば、だいたいの食事のリズムも固まるかもしれませんが、それでもフードを変えたときなど、何らかの理由で腹持ちが変わることも考えられます。

基本的にはフードの袋に記載されている量を目安としてもらって正しいのですが、1日にあげる回数は犬次第でもあるので、1回の量を調節して回数を増やしたり減らしたりしてみると上手に完食できるようになることもあります。

食べる場所が気に食わない

犬にも、神経質な性格とおおらかな性格などがあり、個体で違うものですが、神経質な性格の犬だと食べる場所や環境についても気になってしまうことがあります。

とても繊細な子などは、食べている姿を人間に見られていると食べたくなくなってしまうという子もいます。

そこまで繊細でなくても、犬にだけわかる嫌なにおいがする・嫌な音がするなど、嗅覚と聴力が人より優れているために感じる嫌な点があるのかもしれません。

あと、ガラス越しに外からの反射の光がちらちら当たるなんて言う場所も好みませんし、近くで子供が大騒ぎで遊んでいる場所などでは落ち着いて食べられないこともあります。

わがままになった

これは基本的に犬のせいというよりも飼い主さんのせいと言えます。

犬がご飯を食べないことに動揺して、違うフードなら食べるかもしれないと思ってすぐに高級なフードに変えたり、カリカリのフードよりも食いつきが良いからとウェットフードをあげるなどすることで、食べなければおいしいフードが出てくることを学びます。

また、ご飯を食べないことによって、飼い主さんが自分を心配してくれる姿を記憶しますので、飼い主さんにかまってもらいたい時にご飯を食べないことも出てきます。

ご飯を食べない犬を心配して、フードを手に乗せて食べさせていると、飼い主さんの手からなら食べるといったことも起こってきます。

犬はただ経験から学習しただけですが、人間から言えばわがままになったと感じるようです。

フードが気に入らない

食物アレルギーがあるとか肥満になってしまった場合、専門の療養食を食べさせないといけない場合があります。

この療養食は、基本的に栄養や使える原材料が決まってきてしまうため、美味しさよりも機能面を優先して作られていることもあり、あまりおいしいフードとは言えないことが多いです。

犬の味覚は人間の5分の1と言われていて、味で判断しているわけではなくニオイでおいしいか判断していますので、療養食はあまり食欲が刺激されるようなにおいはしていないのかもしれません。

その他にも

  • 開封後時間がたってにおいが変わった(劣化した)
  • 切り替えをしないで新しいフードにしたことによる警戒

など、出されたフードに対して食べたいという意欲がわかないことが食べない理由として考えられます。

おやつの与えすぎ

もしかしたらこの理由が一番多いかもしれませんが、トータルで見たらおやつをあげすぎてしまっていたという理由です。

ご褒美としておやつをあげて褒めることは、犬にも伝わりやすいほめ方なので悪いわけではありませんが、たびたびあげるご褒美がすべておやつだと、犬もお腹がいっぱいになってしまうかもしれません。

また要注意なのが、家族がそれぞれおやつをあげている場合です。

犬もおやつをもらえると、かわいい顔をしてとても喜んでくれるのでどうしてもおやつを上げたいと思ってしまいますが、1人1人が少量でもトータルで考えると量が多くなってしまっていることもあります。

ヒート中(生理中)のため

生理はメスにしか無いのでこれは女の子だけの理由になりますが、生理中はホルモンの状態がとても変化するので一時的に食欲が落ちてご飯を食べない子がいます。

犬のヒートは4段階に分かれていますが、ヒートが始まった発情前期と発情期に見られるもので、これを過ぎると元に戻る場合がほとんどです。

老犬がご飯を食べない6つの理由

 

老犬になると、体の機能が老化するため、子犬や成犬の時とは違う理由でご飯を食べないことが出てきます。

  • 内臓機能の低下による食欲の低下
  • 代謝機能が低下し基礎代謝が下がるため必要カロリーが減る
  • 運動量が減ることによってお腹の減りが減少する
  • 味覚や嗅覚が衰えて美味しいと感じられなくなった
  • 歯の衰えにより固いフードを食べられなくなった
このように、そもそも必要とするカロリーが減るために食欲が落ちてご飯を食べなかったり、昨日の衰えによって食べることの楽しみが減って食べることが億劫になったり、食べるのが困難になるなどの理由が考えられます。

この5つの理由に加えて、頑固になるため食のこだわりが強くなるという理由もあります。

やはり長年食べ慣れてきたフードを好んで、新しいフードにされることを嫌がって食べなくなったり、若いうちは喜んで食べていたフードですが、消化に負担がかかって胸やけをしてしまうのを嫌がって食べなくなったり。。。

老犬になってからフードを切り替える必要がある場合は、若い時よりも新潮に時間をかけて行わないと、犬のこだわりによって食べてくれなくなることに注意しなければいけません。

ぷりこ

子犬と成犬と老犬はそれぞれこんなにたくさんの理由があってご飯を食べなくなるんですね~!

ワンコ先生

そうですね!理由を探ることでどういう方法で対処するのが正しいのかがわかると思います。それでは次にご飯を食べないときにしてみることをご紹介していきましょう。

犬がご飯を食べないときにしてみることは?

犬がご飯を食べない理由についてみてきましたが、理由はわかっても食べない犬をそのままにしておくことはできません。

対応できる理由であれば、原因を排除したり、正しい方法に変えたりできますが、すぐにどうにかできないこともあるでしょう。

その場合にしてみてほしいことは

  • ご飯を工夫する
  • 数種類のフードを用意する
  • 食べ方を工夫してあげる
この3点です。それぞれ注意していただきたい点などもありますので見ていきたいと思います。

ご飯を工夫する

お腹がすいているはずなのにたくさん残すことが続いたり、全く食べてくれないときなどにはご飯を工夫するという方法があります。

犬の食欲を刺激して少しでも食べてもらうために大切なポイントは温度・香り・舌触り・食感の4つです。

まず温度ですが、犬は40度の温度の物を好む犬が多いという調査報告があります。ですから、フードを電子レンジなどで40度になるまで温めてからあげてみるという方法を試してみてもらいたいと思います。

これはフードを温めることで、蒸気に混ざってフードのにおいが増え、犬においしそうなにおいがすると思わせられれば食欲を刺激できるので食べる可能性が高くなるという方法です。

先ほども少し触れましたが、犬は味覚の細胞が少ないため、味よりもにおいでおいしそうだと判断しますから、そのにおいを少しでも増やして食いつきを良くしようとする作戦です。

犬がご飯を食べない時の工夫としてまず最初に試してみてほしいシンプルな方法ですが、これで食べだす場合も多いです。

温めるとにおいが増えるので食欲が出ることはわかりますが、中には温めるのではなく冷やしたほうが食べるようになる子もいます。

夏の食事のときなどは、冷たい感覚がここちよくて食欲が増すのかもしれません。

次は、美味しさを判断している嗅覚にもっと働きかけるために、香りによる工夫になります。

犬が大好きな食材の香りをプラスすることで、食欲を刺激していきます。

例えば、肉のゆで汁を人肌に冷ましてからフードにかけてみたり、犬用のふりかけをかけてフードに絡めてから出してみるなどです。

犬によって好みがあると思うので、普段から好みを把握しておくと良いかもしれません。

トッピングをすると、そのトッピングだけを器用に食べてしまう子もいるので、フードを食べてもらうためにはトッピングよりもフード自体に香りをつけてもらったほうが良いです。

舌触りの工夫に関しては、わがままになってしまう恐れもあるので気をつけていただきたいのですが、例えば食べない日が続いていて栄養敵にとても心配な状況や、体力が落ちていてどうしても食べてほしいとき、老犬に対してなどに使えます。

片栗粉やくず粉でとろみをつけてみたり、少量のヨーグルトをプラスしてみたり、肉の油分などを足してフードを飲みこみやすくしたりする方法です。

どれも滑らかな舌触りにすることで、つるっと飲みこめるようにすることで、食べる労力を減らしてフードを食べやすくします。

ただこの方法を使うときは、熱すぎないように温度に気をつけることと、油分などは肥満に繋がるので毎回ではなくするなど注意が必要です。

最後の食感ですが、これも食べやすくする工夫になり、子犬や口腔に異常があるとき、歯が痛いときなどに試してみてもらえると食いつきが良くなることがある方法です。

一番スタンダードな方法が、ぬるま湯でふやかすという方法ですが、フードのにおいも強くなるためご飯を食べるようになる可能性が高い方法です。

さらに、ぬるま湯でふやかしているだけなので、わがままにもしませんからフードを温める方法と並んで試してみていただきたい工夫になります。

ただお湯の温度が高いとやけどをしますし、フードの栄養も壊してしまう危険があることと、ぬるま湯なのですぐ冷たくなってしまうという注意したい点があります。

ぬるま湯でふやかすほか、フードを砕いて細かくすることで食べやすくなって食べ始める子もいますので、愛犬の様子を見ながら食べてくれる方を選択してください。

数種類のフードを用意する

これはコスパの良いフードから高級フードまであると思いますが、色々なランクの物を混ぜて数種類用意するということではなく、同じランク帯のフードを数種類用意しておくと良いです。

もちろんすべて総合栄養食という表示のあるフードにしてもらいたいんですが、数種類のフードをローテーションさせて飽きさせないようにすることで、いつでも食べたいという気持ちにさせようとする方法です。

その中でも特によく食べるものというのも出てくると思うので、あまり食べないな~という時の切り札として使っても良いでしょう。

ただ、フードも開封してから時間が経過するごとに香りも落ちてきますし、酸化して品質自体が劣化してしまいます。

数種類用意する場合は、小さめの袋で早く食べきれる量の方が良いと思います。

ちなみに、犬は穀類も食べますが本来肉食の動物なので、穀類などの植物性の物を消化することが苦手な体の構造になっています。

かさを増すためと、腹持ちをよくするために穀類が使われていますが、できれば穀類は少ないものの方が栄養の消化吸収を考えるとおすすめです。

肉食の犬は、肉や魚が腐る前の熟成されたときに出る甘いアミノ酸が大好物ですので、たんぱく質も植物性より動物性を好む傾向にあります。

食べ方を工夫してあげる

食べ方を工夫するというのは、フード自体の工夫ではなく、そのまわりの工夫になります。

  • 食器の材質を変更する
  • 食器の高さを体に合わせる
  • 1回の量を減らして回数を増やしてみる

例えば、ステンレス製の銀色の食器を使っていたけど、ご飯を食べなくなったからプラスチック製の食器に変えてみるといったことです。

もしかしたら、銀色の部分に反射をして強い光を感じたことがあるから銀色の食器が嫌になったとか、食べている時に食器がひっくり返って凄い音がしたから怖くなったなど、食器に理由がある場合も考えられます。

それに食器の高さが体に合っていないと、上手く飲みこめなかったり、食べにくくて食べるのが嫌になってしまうこともあります。

特に老犬の場合は、食べる姿勢がつらい可能性が出てくるので、立って食べられる高さにしたり、体の大きさに合わせて高さを調節するといった工夫は有効な方法です。

1回の量が多いなどの理由もあったので、1回の量を減らして回数を増やすとか、逆に今まで回数が多すぎたので減らしてみるなども良いと思います。

ご飯を食べないときにしてはいけないこと

愛犬がご飯を食べないということは、飼い主としてもとても心配なことですが、まずは落ち着いて状況を確認し、理由を推理するなどの冷静な対応が必須です。

ご飯を食べないからと言って、

  • 贅沢なフードに変える
  • おやつをあげる
  • 人間の食べ物をあげる
  • フードのトッピングを過剰にする
このような犬が食べてくれるかもしれない方法を何でもやってしまうことは避けるようにしてください。

犬の総合栄養食であれば、犬に必要な栄養がきちんと取れるように考えられて配合されているので、栄養の偏りなどの問題はおきません。

ただ、上記のようにして犬が食べたいものを食べて、基本的なフードを食べないようになってしまうのは、健康面で見ても大きな問題です。

わがままになった、美食犬にしてしまったなど、後々でフードにかかる金額が何倍にもなってしまったという飼い主さんのお話も聞いたことがあるので、そこら辺は気をつけてもらえると良いかなと思います。

犬がご飯を食べないときに注意すること

最後までお読みいただいてありがとうございました。

最後に、犬がご飯を食べないときに注意してほしいことをご紹介しておきたいと思います。

まずご飯を食べないときに心配になる病院へ行く目安ですが、他に嘔吐や下痢、元気がないなどいつもと変わったような症状が見られない場合は、2~3日様子を見てもらって問題ありません

ただ、子犬で特に小型犬の場合は、食べないことによって血糖値が下がってしまう低血糖になる恐れがあります。

低血糖は命の危険もある病気ですが、お迎え後一週間以内に起きることが多いので、まだ愛犬の様子を把握できないお迎え後1か月くらいまでは様子を見ることなく病院に連れていくようにしてください。

持病があったり、高齢になってくると、例えばトッピングしてよい食材が決まっていたり、獣医師推奨のサプリメントなどもあるかもしれませんので、あまりご飯を食べないようになったら、早めに相談をしておいた方が良いかもしれません。

できれば今上げているフードを持参していくと、もっと高たんぱくなタイプが良いとかアドバイスをしてもらえるので愛犬に合ったフードに質を高めることができるかもしれません。

かわいい愛犬がご飯を食べなくなると飼い主さんとしてとても動揺してしまうことと思いますが、ご飯は与えてから20~30分したら、絶対に一度片づけてきれいに食器を洗い十分に乾燥させて次のご飯まで待つようにしてください。

この間のご褒美は、おやつではなくフードにしてもらって、おやつもあげないで、しっかりと遊んでお腹がすくように気を配ってあげることが次のご飯完食へとつながります。

色々とご心配になることがあるでしょうが、飼い主として冷静に判断して正しい行動をとることで、犬の不安がなくなり食欲の復活になるかもしれませんので、どうか頑張ってください!

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