犬が要求吠えを夜中にするようになった!理由と3つの解決策とは?【最短解決】

犬 要求吠え 夜中

ぷりこ

犬が夜中に要求吠えをしてとても困っています。少しでも早くやめさせるためにはどうしたら良いのでしょうか?

ワンコ先生

夜中に吠えられてしまうと、飼い主さんが睡眠不足になりますし、ご近所迷惑にもなるのでお困りになりますよね。今回は、犬が夜中に要求吠えをするのをやめさせるための解決策をご紹介していきましょう!

犬が夜中に要求吠えをする時の解決策

犬の初日まず、犬の「要求吠え」というのは、犬が人間に対して「してほしいこと」を訴えるために吠えることです。

犬の祖先はオオカミ(もしくはオオカミに近い動物)だと考えられていますが、オオカミというのは犬ほど吠えません。

オオカミの中でもよく吠えることができた個体か、吠えることでコミュニケーションがとれていたオオカミに近い動物が野生で群れを作って生活をしていましたが、人間に「吠える」という能力を買われて一緒に生活をし始めました。それが現在の犬になっています。

ですから、犬にとって「吠える」というのは当たり前のことで、人間の役にも立ってきましたし、犬のコミュニケーションツールでもあります。

ただ、現代のように住宅が密集している地域で暮らしている環境で、しかも室内で飼うことを推奨されるようになっている今、犬に自由に吠えられてしまうと飼い主さんもご近所も大変迷惑になってしまいます。

犬の吠える声を騒音レベルで見てみると、

柴犬:86dB
ミニチュアダックスフンド:89dB
ビーグル:89dB
シェパード:91dB
ラブラドールレトリーバー:92dB
アメリカンコッカースパニエル:93dBhttp://www.toho-seiki.com/info04_e.htmより引用

猟犬として活躍してくれていた犬ほど声が大きい傾向にあり、80、90dB台の「極めてうるさい」に分類される音量です。

しかも、要求吠えの場合、犬がしてほしいと思っていることがありますので、吠える声も大きくなったり、なかなかあきらめなくて長い間吠え続ける場合が多くなってきます。

夜中に要求吠えを始めたら、睡眠の大きな妨げとなりますので一刻も早くやめさせたいと思われるでしょうし、大きな悩みの種になっていることと思います。

犬の要求吠えに対しての対処法と言うと「無視をする」というのが定石です。

犬は自分が経験したことから学習をするので、一度でも要求にこたえてあげると「これをしてもらいたい時にはこうすればいいんだな」と学習してしまいます。

ですから、要求吠えをしている犬に対して、その要求を通してしまうと犬は学んで、次からしてほしいことがあると飼い主さんに吠えて訴えるようになります。

この間違った学習を取り消すために、犬がいくら吠えていても無視をして要求を通さずに、「吠えても要求が通らない」と学習し直させるために、要求吠えには無視をするという方法が定石なんですね。

ただ、夜中の要求吠えの場合は、あまり悠長に対応するわけにもいきません。

そこで、犬が夜中に要求吠えをするときの解決策として

  • しつけをする
  • 吠える理由を見極める
  • 生活習慣の改善
この3つを徹底して行っていく必要がありますので、それぞれ詳しく見ていきたいと思います。

しつけをする

犬 しつけ ストレスどうしてしつけをすることで犬の要求吠えをやめさせることができるのかというと、夜中に犬が吠えたときに、すぐ「フセ」や「オスワリ」のコマンドをかけることで犬を吠えにくい体勢にし、飼い主さんに注意を向けることができます。

夜中に要求吠えをした犬に対して最短で吠え止ませるにはこの方法が一番手っ取り早いです。

これは、四肢を踏ん張って吠えているので、体勢を変えさせることで吠え止ませるという方法ですが…

ただ、そもそもちゃんとしつけができていないと吠えることに夢中な犬は、飼い主さんの指示を聞かずに吠え続けてしまうという大きな問題点があります。

実は「しつけをする」というのは、正しくしつけを行っていくことで、犬と飼い主さんの間に信頼関係が育まれて行き、正しい主従関係を築いていくというのが本当の目的ですが、一時的な対策ができるようにもなります。

主従関係というと間違った情報や誤解をしている訓練士さんもいらっしゃるので、犬に厳しく接して、犬よりも下に見られないようにすることだと聞いたことがあるかもしれませんが、正しい解釈の主従関係というのはそういうものではありません。

犬に信頼され、犬から飼い主さん大好き!と思われ、大好きなリーダーに従っていれば安心して生活ができると思われる関係が正しい主従関係です。

ですから、信頼関係を築くという言い方でも同じ意味になります。

残念なことに、夜中の要求吠えも含めて犬が起こしてしまう問題行動は、犬と飼い主さんの間で正しい主従関係が築けていない状態であることが大きな原因となっている場合が多く見受けられます。

※あとで犬が夜中に要求吠えをする理由というのも詳しく見ていきますが、体調不良によって吠えている(もしくは老犬が痴ほう症になって吠えている)という理由以外でないことは最初に確認していただきたいと思います。

多くの飼い主さんが日々しつけについては頑張っていらっしゃることだと思いますが、重要なのはそのしつけの方法が適切な方法か?という点です。

特に夜中に要求吠えをするようになった犬には、早く改善させたいこともあって、すぐに飼い主さんの言うことを聞ける犬にしたい・飼い主さんの指示に絶対服従する犬にしたいと思ってしまうかもしれません。

実際、つい最近まで日本では犬に上下関係を教えるというしつけ方法がメインで行われてきました。

  • 犬よりも下に見られちゃいけない
  • 犬になめられないように厳しく接しないといけない
  • 時には力で抑え込んででも従わせないといけない

このように考えられていたので、犬には厳しく上下関係を教え込んで飼い主の指示は絶対だと思わせるというしつけがされていました。

確かに、犬はリーダーだと思える人がいないと、群れ(家族)のリーダーにならなきゃいけないと考える本能があります。

でも、力や恐怖などで飼い主をリーダーだと思わせるしつけ方法は、犬に大きな精神的ストレスを与え、飼い主を信頼してよい存在なんだという気持ちにはさせません。

そういう一昔前のしつけ方法を推奨している情報は多く、ネットなどでも見かけますし、訓練士の中にも実際にそれが正しいしつけだと思っていらっしゃる方がいます。

このようなストレスは積もり積もって、ある日突然威嚇するようになったり噛むなどの攻撃行動に現れるようになることは少なくありません。

もしくは、何事にも無関心になったり、飼い主の指示(コマンド)に反応しなくなることもあります。

犬は従順な動物なので、飼い主さんのことが大好きで飼い主さんのことを信頼しているなら、自分がやりたいことがあったとしても飼い主さんの指示を最優先します。

それは、飼い主さんの指示に従っていれば安心だと思っており、大好きな飼い主さんが喜ぶ行動は何かをいつもちゃんと考えているからなんですね。

もうお分かりだと思いますが、適切なしつけの方法を知ってそれを実践し、正しい主従関係を築けていれば、犬は飼い主さんを困らせてしまうような要求吠えはしません

ペット先進国の欧米では、犬を飼う前に講習を受けることが必須な国もありますし、犬を飼ったらしつけ教室に通うのが当たり前という意識が高いですが、残念ながら日本では講習の仕組みもなく、飼い主さんの意識も低めな方が多いのが現状です。

犬の飼い方を全く知らない方でも犬を飼うことができてしまい、適切なしつけの方法を知らないまま何となく犬と一緒に生活をするという状況なので、問題行動を起こしてしまう犬が後を絶ちません。

私は、子犬を飼われている方や問題行動でお困りの方にご相談を受けることがよくありますが、その時はいつも適切なしつけをしていただきたいという思いから、正しいしつけ方法を教えてくれるイヌバーシティというしつけ教材をご紹介します。

本当に強力なしつけ方法なのに、誰にでもできるようになるというわかりやすさ、再現性の高さで最も評判の高いしつけ方法です。

犬が夜中に要求吠えをする時には、しつけをするというのは必須ですので、イヌバーシティでなくても、適切で正しいしつけ方法をご存知ならば、すぐに実践を始めていただきたいと思います。

でも、もしもネットで調べて独学の方法を実践していたり、「ダメ!」と言っているのに全くやめようとしないとか、コマンドを出してもやるときとやらないときがあるなどが当てはまる場合は、イヌバーシティのしつけ方法を実践していただきたいと思います。

イヌバーシティを実践した時のメリットなどについては下の記事で詳しく解説しています。

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こちらの記事をご覧いただくとお分かりいただけますが、例えばチャイムが鳴るたび吠えていた犬もあっという間に吠えなくなるなどの様子をご覧いただけます。※この様子は公式サイトでもご覧いただけます。

犬にわかりやすいように正しい行動を伝えることができれば、犬は正しい行動をとって飼い主さんに喜んでもらいたいと思うことができる動物です。

  1. わかりやすいように正しい行動を伝える
  2. 信頼関係を築きやすいトレーニングをする
  3. 飼い主さんのことが大好きだと思えるようにする

犬を最短最速でしつけをするにあたって、上記の3つは不可欠になります。

イヌバーシティは上記の3つがすべて自然とできるようになるしつけ方法ですので、一昔前のような上下関係を教えるしつけ方法とは全く違い、愛犬と信頼関係を深めながら理想的な関係を築いていくことができます。

夜中に要求吠えをしている愛犬を少しでも早く直してあげて、飼い主さんも愛犬もご近所の方達も夜中にゆっくり眠ることができるようにするために必要なしつけ方法ですので、良かったら一度公式サイトをご覧いただければと思います。

そして、少しでも早く夜中の要求吠えを止めたいと思われる方はすぐにでも実践していただきたいところです。

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  • 体罰以外に絶対にしちゃいけないこと
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吠える理由を見極める

犬 しつけ ストレスこの後に詳しく犬が夜中に要求吠えをする理由をご紹介しますが、あなたの愛犬がどうして夜中に吠えるのかその理由を見極めることが大切です。

犬が夜中に要求吠えをする理由は、子犬と成犬・老犬によって理由が異なりますし、いくつかの理由が考えられます。

また、吠えている理由が本当に要求吠えなのか?はたまた違った理由で吠えているのかも見極めないといけません。

基本的に、飼い主さんの方で排除できる理由の場合は、あらかじめ理由を無くしておくことは重要な対処法です。

ただ、思い当たる理由を排除しても吠えるのが続く場合は、獣医師に相談するという選択肢も出てきますので、普段から信頼のできるかかりつけの動物病院を見つけておいてもらえればと思います。

生活習慣の改善

先ほども少し触れましたが、日本人は欧米のように、犬に対する知識がない状態で犬を飼われている飼い主さんが多い傾向にあります。

犬は適切に飼ってあげないと人間社会でストレスになってしまうことがたくさんあり、飼い主さんが知らず知らずに犬にストレスを与えている状況というのもあるんですね。

犬が特に強くストレスを感じてしまうのが、運動欲求と愛情欲求が満たされていないときです。

毎日散歩をさせていらっしゃると思いますが、その量が足りていなかったり、心地よい刺激を受けていない場合、犬はストレスを溜めていってしまいます。

犬の運動量は目安がありますが、個体差があるものなので本来はもっとたくさん運動したいと思っているかもしれませんし、小型犬でも室内の運動だけじゃ全然足りないと思っている子もいます。

また、リーダーウォークができていない場合は、前へ前へと進むことだけしか考えられなくなり、心に心地よい刺激が与えられず、飼い主さんをお荷物と思ってしまうこともあり、よけいにストレスを感じることもあります。

愛情に関しても、お留守番が多くて十分なスキンシップをとれていないとか、かまってもらえる時間が少なくて愛情欲求が満たされないこともストレスになります。

じゃあ、たくさんスキンシップをとろうとしてずっと撫でられている状態も犬にとっては適切なスキンシップにならずに、かえってストレスを感じさせてしまうこともあります。

犬が夜にぐっすりと眠れる生活パターンを作らないと夜中の吠えがおさまりませんが、日々の溜まってしまっているストレスが眠りを浅くしてしまうということも考えられます。

犬に対する知識に関しては、イヌバーシティならしっかり解説をされているので、犬に対しての理解が深まり、適切な飼い方ができるようになるというメリットがあることも覚えておいていただければと思います。

生活環境を整えるという点でもう一つ気をつけなければいけないのが、飼い主さんが昼夜逆転のような生活になってしまい、その生活リズムで犬を飼ってしまうということです。

もしくは昼夜逆転の生活ではないけど、夜遅くに帰ってきてから犬と遊んだりおやつをあげたりするのも同じことが言えます。

犬は夜中に楽しいことがあると学習してしまうと、楽しいことやうれしいことは繰り返したいと思うため、どうしても夜中に遊びたがったりおやつが欲しいと思ってしまいます。

飼い主さんの方としては、疲れて帰ってきて癒しが欲しいと思い「今日だけだから」と思ってしてしまった行動だったとしても、間違った行動を学習させてしまうことになります。

夜中には犬を起こさないように気をつけ、どうしても遅くなってしまった時は犬が気付いて起きないように寝室などにクレートを置いて、そこで犬が眠れるように環境を整えるようにしてください。

もちろんリーダーウォークのやり方を始め、犬との接し方や注意点、意外と重要な犬との遊び方やクレートトレーニングに至るまで、イヌバーシティではわかりやすいようにコンテンツとしてまとめられています。

トレーニングそのものが愛犬との関係を理想的にする方法なので、安心して行っていただくことができます。

番外編~防音対策をしてしまう

色々と対策を進める必要がある夜中の要求吠え問題ですが、対策を進めていくにも時間が必要です。

でも、どうしても今すぐに吠えるのをどうにかしたいという場合もあるでしょう。

そのような時は、防音対策をしてしまうのも一つの方法です。

ご近所が気になる場合は、防音ガラスに変える・防音カーテンにするといった防音対策をしてしまうことが効果的です。

全く聞こえなくなるというのは難しいかもしれませんが、高い遮音性のあるものを使っていただけると、騒音レベルがガクッと下がって、日常生活で望ましい範囲の40~50dBにすることは可能です。

飼い主さんやご家族の睡眠不足でお困りであれば、犬のハウスを防音対策するという方法もあります。

例えばこのような商品もあるので、ハウスに防音対策をしてとりあえず飼い主さんの安眠を確保するのも良いでしょう。

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ハウスを防音にしてもしつけをすることは絶対に必要なことなので、「しつけができるまでの間だけで良い」「ちょっとお高いので値段を抑えたい」という場合は「防音犬小屋 レンタル」で調べていただくとレンタルできるものもあります。

人間は寝不足が続く状態になると、思考がネガティブになりやすく、心の余裕がどんどんなくなってしまいます。

一番手っ取り早く、あなたの睡眠時間を確保し、ご近所への迷惑も軽減できる方法として、ご参考にしていただければと思います。

犬が夜中に要求吠えをする理由は?

子犬 ストレス イライラ犬が夜中に要求吠えをする理由について、子犬・成犬と老犬で見ていきたいと思います。

要求吠えですから、犬があなたに何かをしてほしいと思っています。

しかも夜中にする要求吠えの理由としては

  • 体のつらさをなくしてほしい
  • 寂しいから来てほしい
  • 怖いのでどうにかしてほしい
  • かまってほしい
  • お腹がすいたのでご飯がほしい
という5パターンが多い理由です。

老犬になると、夜中に吠える理由が要求による要求吠えではなく、他の理由によるものになってきます。

今回は要求吠えの理由とその対処法についてのご紹介ですので、老犬が夜中に吠える理由についてはここではなく、また後で最後の方にご紹介させてください。

体のつらさをなくしてほしい

最初に疑ってほしいのが体の不調です。

犬は基本的に具合が悪いことを隠そうとしますが、子犬の場合は訴えてくれることもありますし、夜の暗さという不安から体のつらさが倍増することもあります。

例えば病気による痛みがあるとか、慢性的なかゆみがある、発熱などによって体がつらいなどを訴えるために夜中に要求吠えとして鳴くことが考えられます。

また、てんかんなどの脳機能障害の場合も、夜中に突然吠え出すこともあります。

子犬は特に様子を見ている間に病状が悪化して死に至ってしまうことも少なくないので、夜中に突然要求吠えをするようになったら、まずは動物病院を受診して病気などではないかどうかを確認してもらいたいと思います。

寂しいから来てほしい

昼間は賑やかなのに、夜になって急にあたりがシーンとしたリビングなどに犬のハウスがある場合は、犬も寂しさを感じます。

子犬は特に要求吠えというよりも夜鳴きとしてとらえられることが多いかもしれません。

また、日中はずーっと飼い主さんとべったり一緒に過ごしている犬にとっては、それだけ飼い主さんに対する依存が高まるので、一人にされると大きな不安を感じて吠えてしまうこともあります。

日中と夜中の差が激しければ激しいほど、犬は寂しさを感じて飼い主さんを呼びたくなります

この場合に効果的なのは、柵状のケージをハウスにするのではなく、周りが見えないタイプのクレートを犬のハウスとして、クレート内で安心して過ごせるようにトレーニングをすることです。

どうしてもクレートを嫌がる場合でしたら、まずはしっかりとクレートトレーニングをしてもらって、クレートが快適な場所だと理解させてあげる方が良いでしょう。

それでも要求吠えをするようなら、人肌が恋しいのかもしれませんので、温かいと感じられるくらいの熱さの物(湯たんぽや電気あんか)をハウスに入れてあげてみてください。

不安と寂しさが紛らわされて、夜中に起きたとしてもすぐに眠ってくれる可能性が高まります。

怖いのでどうにかしてほしい

犬の聴力は人間の4倍と言われていますから、人間では決して聞こえないような音でも犬には聞こえますし、聞こえる周波数の音域(可聴範囲)も広く15~50,000Hzを聞き取ることができます。(人間は20~20,000Hzがほぼ限界)

ですから、私達が聞こえてはいないけど犬にとっては不快な音がしていることがあります。

また、私たちにとっては生活音として全く気にならないような音でも、犬には騒音レベルや爆音として聞こえることもありますし、苦手に感じる音というのもあります。

犬が苦手と感じる音は雷や花火などはよく知られていますが、その他にも

  • ビニール袋のクシャクシャ音
  • プシュ~などの空気が抜ける時の音
  • 金属音
  • 掃除機の音
  • スマホのカメラシャッター音
などがあります。

大きな音が急にすることを怖がるというのは聴力が良いこともあるのでわかりやすいですが、私達が聞こえない周波数の部分で、嫌な音だと感じる場合もあるようです。

聞こえない音に対する対策は難しいですが、日中から犬がいやがる音に対しても意識して観察をしておくとヒントとなることが分かるかもしれません。

外から聞こえてきてしまう音でしたら、防音ガラスや防音カーテンで聞こえないようにしてあげるという対策も有効です。

かまってほしい

遊びや運動が足りなくて熟睡できないことによって、夜中でも元気いっぱいでかまってほしくなることがあります。

また、お散歩をしたら運動も愛情もバッチリだと考える飼い主さんが多いようですが、犬と遊ぶ時間はお散歩とは別にとって、しっかりと遊んであげてほしいと思います。

イヌバーシティでは、犬と遊ぶ時間というのが大切であることから、「遊び方について」で1つのコンテンツが作られています。

飼い主さん側が「遊んだ」「いっぱいかまった」と思っていても、犬が足りないと思ってしまったらそれは不足になってしまいますし、しつこいかまい方や犬が満足できないような遊び方だとそれも不足やストレスになります。

また、帰宅時間が遅いお父さんなどが、帰ってきてから犬をかまったり、遊んであげたりしてそれが習慣になったり、犬がとても嬉しく思ってしまうと夜中に遊びたいという欲求が強くなります。

犬と遊ぶ時間、遊び方などを適切にすることで、夜中にかまってほしいと要求吠えをすることを無くしていきましょう。

お腹がすいたのでご飯がほしい

子犬は1日に3回に分けてご飯をあげる場合が多いと思いますが、これも個体差があるものなので3回ではなく5回に分ける方が良いこともあります。

子犬だけじゃなくて成犬でも、胃の大きさや食事に対する執着、一度にたくさん食べれないなどがありますので、1日に2回ではなく3回に分けることが適切な場合があります。

夕方にご飯を食べた場合、翌朝までにお腹がすいてしまって夜中にご飯が食べたくなってしまうことが考えられます。

与えた量を食べきれないとか、逆にご飯を食べることが大好きな場合は、量を調節して回数を変えてみたり、時間を遅くすることなどで夜中にお腹がすいて吠えることを回避することができます。

消化スピードなどの内臓の状態、胃の大きさ、食べ物に対する欲など個体差があることを覚えておいていただいて、ご飯を調節してみるということもやってみていただければと思います。

また、フードによって消化スピードが変わることがあります。

安いフードなどは穀類を多く使っているものが多く、肉などよりも消化のスピードが落ち、うまく体に栄養として取り込めないというケースもあります。

消化スピードが落ちるということは逆に言えば腹持ちがするということではありますが、内臓の消化能力によってはそれがよくない影響を与えて、一度に少しの量しか食べることができなくなるなども考えられます。

適切なフードに変えたら、一度にしっかり食べてくれて逆にお腹がすく時間までが長くなったという場合もありますので、フードを変えてみるというのが有効なケースもあるということを覚えておいていただけたらと思います。

本当に要求吠え?犬が夜中に吠える時

犬が夜中に吠えるのは要求吠えだけではありません。

マンションの高層階にお住まいだったころには全く夜中に吠えることがなかった犬が、一戸建てにお引越しをされたら吠えるようになってしまったというお話を伺ったことがあります。

私はマンションの3階から7階に引っ越した経験がありますが、高くなればなるほど本当に静かなんですね。

3階だと聞こえる車の音や人の話し声が、7階だとほとんど聞こえなくなって、不安さえ感じたことがありました。

もともと高層階にお住まいだった場合、静かな環境に慣れてしまっているため、地上に近接している一戸建てだと、外の音が急に大きく聞こえる環境になり、警戒したり不安に感じてしまっていることが考えられました。

先ほども触れましたが、犬の聴力は人間の4倍なので、人間が聞こえているよりもはるかに大きな音として聞こえてしまうので無理もありません。

このようにガラッと環境が変わった場合は予測ができますが、犬が夜中に吠えてしまう原因というのは要求吠えだけではないというところは覚えておいていただくと良いかもしれません。

そこで、犬が要求吠え以外で夜中に吠える原因として考えられることは

  • 自律神経の失調
  • 寝床の環境の不満で眠りが浅い
  • 性成熟によるもの
  • 警戒によるもの
この4つが考えられます。

自律神経の失調

自律神経とは、本人の意思とは無関係に自動的に動く神経です。人間と同じように犬にも自律神経があります。

自律神経は、交感神経と副交感神経という正反対の働きがあり、この2つがバランスよく動くことで心身の健康を維持しています。

ただ、この自律神経というのは、ストレスや睡眠、ホルモンの影響でバランスを崩してしまうことが多々ある神経で、自律神経が乱れると様々な症状があらわれます。

人間でいうと

  • だるさやめまい
  • 動悸や片頭痛
  • 便秘や下痢
  • イライラする
  • 不安感や疎外感
  • 落ち込み

これは一部ではありますが、「不眠」という症状や「体内時計の乱れ」といった症状があらわれることもあります。

犬の場合はどんな症状があらわれているのかはっきりはわかりませんが、人間と似たような症状があらわれている可能性が高いので、自律神経が失調したことで「不眠」や「体内時計の乱れ」によって、夜に熟睡できないようになっている可能性があります。

また、イライラしたり不安を感じることによって、精神的に落ち着かなくなり、夜中でも関係なく吠えてしまっていることもあるかもしれません。

自律神経が乱れてしまう大きな原因がストレスです。

ストレスを感じることで体内の交感神経が優位になり続けてしまうため、上手くリラックスすることができなくなり心身のバランスが崩れていきます。

  • しつけが進んで飼い主さんを信頼できるようになっているか?
  • 適切な愛情表現が愛犬に伝わっているか?
  • 運動の量が足りないことはないか?
  • 心身に心地よい刺激を与えてあげられているか?
この辺をチェックしてもらって、犬にストレスがかかっていないか確認してみてください。

しつけに対して少しでも不安があったり、愛犬にストレスがかかっているかもしれないと思われる場合は、イヌバーシティのコンテンツをご覧いただくと一気に解消させることが可能です。

犬への理解を深めることで、人間目線で間違えた判断をしてしまう危険を少なくし、愛犬に普段から安心した生活をさせてあげることができるので、夜中に要求吠えをすることなくぐっすり眠ってくれる育て方ができるようになります。

寝床の環境の不満で眠りが浅い

愛犬が寝ている環境が寒かったり暑かったり、落ち着けない環境だったりすることで、犬も眠りが浅くなって夜中に吠えだしてしまうことがあります。

また、心地よく眠りたいのに、犬が苦手な人工的なにおいがしている環境も、落ち着いて熟睡できなくなる原因になります。

例えば、ペットのにおいが気になるからと言って、寝床の近くに芳香剤などは置かれていませんでしょうか?

芳香剤はダメだろうから、ポプリを置いているという方もいらっしゃいましたが、ポプリのにおいも犬はあまり好きではありません。

人間は良い匂いと感じることが多いシソ科の植物が、犬には苦手なにおいなんですね。

寝床の環境をもう一度見直して、不満に思われることがないかチェックをしてみるのも必要かもしれません。

MEMO
犬が苦手なシソ科のハーブ

ラベンダー・ローズマリー・セージ・ミント・タイム・レモンバーム・ベルガモット・ハッカなど

良い香りの代表選手ばかりですが、犬にとってはあまり好まれないようです。

ちなみに、犬界で最も好まれるにおいの1つがミミズのにおいだとか。

ミミズのにおいを嗅いだことがないのでよく分かりませんが、お散歩中にミミズを発見すると体をこすりつけようとするワンコがいるので、ご用心ください。

性成熟によるもの

小型犬だと、生後5か月くらいに性成熟を迎えて発情するメスがいます。

性成熟は個体差があるので一概には言えませんが、メスは性成熟を迎えると妊娠・出産に向けてホルモンの状態が変わります。

ホルモンバランスが乱れることで、いつもよりもイライラしたり、攻撃的になるメスもいますし、夜中に急に吠えだすこともあります。

オスの場合は発情期はありませんが、その代わり発情したメスのフェロモンを嗅いでしまうと発情するため、飼い主さんが驚くような行動をする場合があります。

しかも、メスのフェロモンのにおいは2キロ先にも届くほど範囲が広いそうです。

人間にはメスのホルモンのにおいはわからないため、愛犬がオスで急に吠え始めたり、脱走をしようとしたり、落ち着かない態度が見られる場合は、発情を疑ってみたほうが良いかもしれません。

対策は、避妊や去勢の手術をうけることですので、獣医師に相談して手術も視野に入れて考えてみてください。

警戒によるもの

先ほどのお話のように、外の音が聞こえるために警戒をして吠えることも考えられます。

例えば、外の敷地内(庭など)に猫が潜んでいることを警戒したり、夜遅くに人が話しながら家の前を通ることがあるとそれに警戒して吠えてしまうこともあります。

また、他の犬が遠吠えをしていると、それに反応して遠吠えをしてしまうこともありますし、救急車のサイレンに反応して吠えることもあります。

救急車のサイレンは、犬の遠吠えの周波数と似ているらしいんですが、他にも似ている周波数を感じとったら遠吠えをしてしまう可能性もあります。

特に、社会化が不足している子犬や、十分な社会化ができていない成犬などは、なんにでも敏感に反応して吠えてしまいやすいです。

成犬になってからでも社会化は進められますので、敏感な犬には色々な経験をさせて社会化を進めていきましょう。

犬にとって社会化はとても大切なことです。イヌバーシティにも、社会化についてや社会化の進め方などが解説されていますので、ご参考にしていただけると思います。

もう夜中じゃない?早朝に吠える原因と対策

まだまだご近所が寝静まっている早朝に吠えてしまう犬に悩んでいるという飼い主さんも多いです。

早朝ならではの吠える原因としては、外の環境に反応してしまっていたり、散歩に行きたい・排泄がしたいことが主な原因です。

夜中の間は道を通る人もいなかったけど、新聞配達の人がバイクで走るようになったり、早朝にお散歩をする人が歩いたり、と環境が変わってきますよね。

その通る人やバイク、車などに反応して吠えてしまうことが多いです。

特に、お外で飼われている犬はダイレクトに聞こえるので、反応をして吠えることが増えてしまうでしょう。

犬が外の環境に反応して吠えてしまう場合は、カーテンをして外を見えないようにしたり、防音カーテンで外の環境が伝わりにくくするといった方法があります。

お外で飼われているなら、夜だけ玄関に入れて、なるべく外の環境を感じないで済むようにしてあげてください。

散歩に行きたくて吠えてしまう場合は、毎回お散歩に行く時間を変えて決まった時間に行かないようにすることも一つの対策になります。

ただ、散歩に行きたくて吠えているのは、実は排泄をしたいためという場合もあります。

おトイレはいつも散歩中に済ませるという生活パターンの犬に多くなり、早く排泄をしたいと思っているため吠える声も大きくなり、お散歩に行くまで勢い良く吠える傾向にあります。

子犬より少し時間がかかってしまうかもしれませんが、成犬になってからもトイレのしつけはすることができます

例えば、何らかの病気になって入院が必要になったり、災害に巻き込まれて避難所生活になってしまったり、ケガなどでお散歩をすることが困難になってしまうことも考えておきたい所です。

できれば、トイレのしつけを行って、室内のトイレシートの上で、しかも飼い主さんのコマンドによって排泄ができるようにしておいてあげることが愛犬にとって良いことなのは確かなので、ご検討いただけると良いと思います。

老犬が夜中に吠える理由と対処法

老犬が夜中に吠える理由は、要求吠えよりも老化によるものが主な理由になります。

  • 老化からくる不安
  • 赤ちゃん返り
  • 認知症によるもの
この3つの場合が多いので、要求吠えではないですが、一応認識しておきたい事項ではあるので1つ1つ簡単にご紹介しておきたいと思います。

老化からくる不安

人間もそうですが、犬も老化が進むにつれ、体の色々な機能が低下していきます。

思ったように動けなかったり、すぐに体調を壊してしまったり、消化能力が落ちて食が細くなったりと、あらゆる機能の低下を感じるようになります。

野生時代は「老化で動けなくなること=死」でありましたが、現代では犬の寿命も延びているので、老化を嫌と言うほど感じる時代とも言えます。

やはり、様々な機能が低下してくると、できていたことができなくなるので犬も大きな不安を感じるようです。

さらに、視力も低下してよく見えなくなることも、犬の不安をあおります。

老化かるくる不安に対しては、どうしようもないことなので、愛犬に不安を感じさせないように愛犬の近くで寝てあげることも考えてもらえればと思います。

赤ちゃん返り

クンクン夜中に鳴き続ける、飼い主につきまとう、同じベッドに入りたがるなどが見られたら、それは老犬の赤ちゃん返りかもしれません。

これも不安が原因かもしれませんが、飼い主さんに甘えたいという気持ちが強くなります。

ただ、赤ちゃん返りかと思っていたら、実は体の不調が原因だったということもあるんですね。

体に痛みがあってクンクンと鳴き続けたり、関節の痛みがある・心臓が苦しいなどの理由で抱っこをせがんでいる場合もあります。

赤ちゃん返りかどうかは早急に決めつけないで、獣医師に相談してみると良いでしょう。

認知症によるもの

  • ちゃんとご飯を食べていても食べたがる
  • 昼夜逆転の生活になる
  • 感情のない単調な声で鳴き続ける
  • 同じところをグルグルと回る

このような行動や、できていたことができなくなることが増えた場合、認知症が疑えます。

認知症に関しては症状を和らげるために治療を行っていきますが、目まぐるしい症状の緩和はあまり期待ができません。

飼い主さんとしてやってあげられる事は、昼夜逆転をしないように外の刺激を与えるために連れ出したり、獣医師と連携を密にして、サプリや精神安定剤、睡眠導入剤などを処方してもらうなどがあります。

特に薬に関しては、今までの犬の病歴や健康状態、現在の状況と飼い主さんの疲労度などを加味することができないと獣医師として薬を処方できないと断られてしまうことが多いので、できるだけ連携を密にしてもらいたいと思います。

最後に~注意してもらいたいこと

最後までお読みいただいて本当にありがとうございました。

犬が夜中に吠えてしまうことは、飼い主さんに大きなストレスを与え、精神的にも参ってしまう深刻な問題です。

これが子犬なら育犬ノイローゼに繋がりますし、成犬でも最悪手放したいと考えるまで精神的に追い込まれてしまうこともあります。

いい加減カッとなって、吠えている犬を叱ってしまうこともあるかもしれません。

でも、夜中に吠えている犬を叱っても、飼い主さんの怖い顔を見てさらに不安や恐怖を感じてしまったり、逆にかまってもらえたと思う・飼い主さんも一緒に吠えていると思うなど、犬を勘違いさせて吠えを悪化させてしまうこともあります。

心に余裕がない状態で難しいかもしれませんが、普段の生活の中でも「吠えていない時」を褒めて、吠えないことが良いことだと伝えてもらいたいと思います。

そして、犬を正しく理解してもらって、適切なしつけを実践してもらうことが、今後続く愛犬との生活を楽しいものにするためにも必須です。

ノイローゼの手前だったり、精神的にかなりきついという状況なら、なおさら最短でできるようになるしつけの方法を実践してもらいたいですし、誰かに相談できる環境を作っていただきたいです。

イヌバーシティは、教材を売りっぱなしにすることなく、ご購入いただいた後のサポートも万全で、しほ先生に相談をして改善策をアドバイスしてもらえるシステムも用意されています。※初月無料の月額課金システムですが問題が解消したらいつでもやめることができるようになっています。詳細は公式サイトをご覧ください。

イヌバーシティではなく、信頼できる獣医師さんや訓練士さんがいらっしゃるならその方に今のお悩みをぜひご相談ください。

一人で抱え込んでしまうのだけはやめてもらいたいと思います。

あなたの愛犬が夜中に吠えなくなって、みなさんがゆっくり安眠できる日が一日でも早く訪れることを願っています。

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