ぷりこ
ワンコ先生
この記事に書かれていること
犬が愛情不足を感じている時のサイン
「最近忙しくてあまりかまってあげられていないなぁ」
「今まであまりしなかったしぐさをするようになったけどなんだろう」
忙しさで愛犬と接する時間が少ないときに見せる愛犬のしぐさから「愛情不足のサインではないか?」と心配になるときがあると思います。
ペットにとって飼主さんは唯一無二の存在です。
犬は他のペットよりも特に飼い主さんの愛情を必要とし、飼い主さんとのコミュニケーションが必須で、飼い主さんとの関係の築き方でお利口さんな子にも問題行動を起こす子にもなります。
犬は飼い主さんからの愛情が不足していると、「寂しい」「かまってほしい」という気持ちが強くなり、心身に影響が出てくるとともに、サインを出すようになります。
ただ安心していただきたいのは、犬は飼い主さんのことを待つことができる動物であるということと、愛情を伝えるために必ずしも長い時間が必要なわけではないということです。
ここら辺のお話はあとで詳しく解説させていただきますが、例え愛犬との時間があまり取れなかったとしても、愛情不足を感じさせることなく安心した暮らしをさせてあげることは可能なのでご心配されなくても大丈夫です。
愛情というのは目に見えるものではないので、あなたの愛情がちゃんと愛犬に伝わっているか?愛情が不足していないか?というところを気にしてあげるのはとても良い飼い主さんである証拠です。
確かに、犬からの愛情不足のサインを飼い主さんは受け取ってあげられるかあげられないかで、今後の愛犬との関係が決まると言っても過言ではありません。
ですので、まずは犬が愛情不足を感じている時に出すサインを3つのレベルに分けてご紹介していきたいと思います。
ただ、気をつけていただきたいのが、サインの中には生理現象で普段から行うこともあったり、注意深く観察しないと判断ができないものもあります。
サインだけで判断をされないで、最近の様子や他のしぐさ、犬が置かれている環境などを総合的に見て判断をしていただければと思います。
- じっとかたまる
- 足で耳を掻く・体を舐める
- あくびをする
- 舌を出して鼻をなめる
- しっぽを立て左右にゆっくり振る
- 突然地面ににおいをかぐ
- 室内でマーキングをする
- 物を壊す
- 盗み食いをする
- 急に粗相をするようになる
- 何もないのに何かを追いかけるしぐさをする
- 飼い主が出かけようとすると騒ぐ
- 仮病をする
- 体の一部の毛が抜ける(丸くはげる)
- 食べる量が減る
- 病気でもないのに吐く
- 自分のしっぽを追いかける・うろうろし続ける(常同行動)
- 同じ場所を舐め続けるまたは噛む(自傷行為)
- 他の犬とけんかをするようになる
- 攻撃的な行動が増える(噛む・唸る)
愛情不足サインのレベルが低いうちに対処をして重症化を避けたいところですが、見ていただいてお分かりになる通り、生理現象だったリ、特別変わった行動ではないので判断がつきにくい、見落としやすいという問題があります。
特に家族で飼っていると、自分でかける愛情が多少少なくても、他の家族が愛情をかけているだろうと思ってしまうことがある点は注意していただきたい部分です。
レベルが中になると、重症度が上がり、犬にかかるつらさやストレスが格段に増えているということなので、犬の行動も問題がある行動になっていきます。
さらに、レベルが高くなると犬の心身に顕著な悪影響が現れ、ほぼ心の病気と言える状態になります。
ぷりこ
ワンコ先生
犬が愛情不足を感じる原因
2、適切にスキンシップがとれていない
3、遊ぶ時間が足りない
4、お散歩が不十分
5、お留守番することが多い
6、家族の増減
犬が愛情不足を感じている時のサインが分かったところで、愛情不足を感じる原因となる上記の6つについてそれぞれ詳しくみていきたいと思います。
特に間違ったしつけ方をしている部分では、最初にご紹介した「愛犬との時間があまり取れなかったとしても、愛情不足を感じさせることなく安心した暮らしをさせてあげる」方法についての解説にもなっています。
間違ったしつけ方
飼い主さんは犬を迎えたらしつけをすることは必須です。
それは一緒に暮らすうえで「人間の言うことを聞かせる」ことが目的ではありません。
しつけと言うと、どうしても「してはいけないこと」を犬に教え、飼い主の命令には必ず従うことを教えることだと思ってしまう方が多いように感じます。
でも、犬にしつけをするというのはそうではなく、犬が人間社会で穏やかに安心して安全に暮らしていけるように、飼い主さんは頼れる存在であることを犬に教え、信頼を得て、犬に正しい行動をしたくなるように導くことです。
まずはしつけの考え方の時点で間違えてしまっていると、行っていくしつけの方法も間違えてしまう可能性が高くなります。
愛犬に愛情不足のサインを出させなくても済むようにするためにも、正しいしつけの方法を実践するということは必要不可欠なことなんですね。
ただ。
残念なことに、今は特に間違えたしつけの考え方や実践をされていらっしゃる飼い主さんが多いです。
さらに訓練士の中でも間違えた考え方をしている方もいらっしゃいますし、犬のしつけの情報を掲載しているサイトや知恵袋の回答の中でも、堂々と間違えている考え方を推奨されていることもあります。
これは日本における犬のしつけ方法の考え方が変わってきていて、一昔前のしつけ方法からの過渡期だからという理由があります。
一昔前のしつけ方法というと、「犬に上下関係をしっかり教える」という考え方がメインでした。
聞いたことがあるかもしれませんが、犬になめられちゃいけないとか犬に人間よりも上位だと思わせてはいけないという考え方からくるしつけ方法です。
現代のしつけの考え方は、犬と信頼関係を築いて正しい主従関係を構築するというのが世界のスタンダードです。
主従関係という言葉から誤解されやすいのですが、犬は信頼できて安心して頼れると思った人の言うことには喜んで従いたいと思うので、正しい主従関係というのは愛犬との間に信頼関係が必要なんですね。
間違えたしつけ方と犬の愛情不足がどうして関係があるのかというと、しつけ方や考え方が間違えていると
- 犬に伝わりにくいしつけ方法をしてしまう
- 褒めるタイミングが適切でなくなってしまう
- 「ダメ」でしつけることがどうしても多くなる
ということがあげられます。
犬に正しい行動をしてほしかったら、飼い主さんが犬に正しい行動を伝え導いていかなければなりません。
でも、そもそも犬に伝わりにくいしつけ方をしていたとしたら、犬は何をすればよいのかわからないので、正しい行動をスムーズにとることができませんよね?
でも、一生懸命教えていると思っている飼い主さんは、なかなか覚えられない愛犬に対してイライラし、機嫌が悪くなったり、失望の溜息をついたり、時には犬に対する当たりが激しくなるかもしれません。
犬は飼い主さんのそんな態度を察知しますので、混乱し、自分に自信がなくなり、何故だかすぐに怒る飼い主さんを信頼することはできません。
また褒めるタイミングや褒め方などは、犬に褒められたと伝わらないと意味がありませんが、適切なタイミングに適切な褒め方ができていないので、愛犬は褒められて嬉しい!と思えず、飼い主さんの愛情を感じることができません。
しつけというのは、人間の常識で考えられているので、犬の常識とは違うことをさせようとすることも多いです。
排泄はトイレでとか、吠えたらいけないとか、お散歩は飼い主さんの傍を歩くといったことは、犬の常識にはありません。
そもそも「いけないこと」が理解できていない犬に対して、「ダメ」で教えるのは無理があるんですが、教えた気になっている飼い主さん(言い方がひどくてすみません)から見たらできない愛犬に対して「ダメ」を連発してしまうんですね。
飼い主さんが「ダメ!!」と言って愛犬をにらむ姿は、愛犬からしたら理不尽に怒りをぶつけられてただ恐怖や不安を感じさせられているだけです。
これでは、人間社会で穏やかに安心して安全に暮らしていけるように、飼い主さんは頼れる存在であることを犬に教え、信頼を得て、犬に正しい行動をしたくなるように導くことから遠のいていることがお分かりいただけると思います。
この間違ったしつけ方をやめ、正しいしつけの方法で犬に伝えていくと、犬は自分が取るべき行動がすぐにわかり、明確なルールを理解し、正しい行動をすることで飼い主さんに褒めてもらえるという喜びを知ります。
褒めてもらえる喜びは、飼い主さんからの愛情を感じられることでもあります。
適切なタイミングで褒めてあげることで、愛犬が感じていた愛情不足を解消することにもなるので、そもそも愛情不足のサインを出さない犬になります。
失敗が少なくなるので自信がつき、褒めてくれる飼い主さんの愛情を感じ、飼い主さんを信頼するようになるので、飼い主さんのことを大好きだと思うようになります。
大好きな飼い主さんが喜ぶ行動を考えて行動することができるようになるので、どんどんしつけがスムーズに進んで、最高に良いスパイラルにはまることで驚くほどお利口さんな犬に育っていくんですね。
こうなって初めて「ダメ」という禁止用語の効果が高くなって、飼い主さんが「ダメ」と言った行動をしてはいけないと思うようになります。
愛情に関係なくしつけはしなければ愛犬にとっては不安ばかりの極めて住みにくい人間社会となりますし、飼い主さんにとっては愛犬の行動で悩み、困り、深く精神が削られる原因になります。
これでお分かりいただけたように、犬が愛情不足だと感じてしまうのは、飼い主さんからの正しいしつけがされていないというのも大きな原因となっています。
さらに言えば、犬は飼い主さんを信頼し、飼い主さんから正しい接し方をされていると多少放っておかれても愛情不足を感じずに過ごすことができます。
忙しくて愛犬をあまりかまってあげられない状況でも、正しい遊び方ができ、正しいお散歩ができ、正しいほめ方ができ、正しい接し方ができれば、犬との時間が少なくても犬は愛情不足を感じないで済みます。
むしろ時間があっても、正しく犬と接することができなければ、ダラダラと一緒に過ごしているだけで信頼関係も築けませんし、愛情を感じさせてあげることも実は難しいです。
愛犬との正しい接し方がわかれば、平日の時間がない時は短時間だけど効率よく愛犬の気持ちを満たしてあげて、休日など少し時間が取れる時に多目にコミュニケーションをとるということが可能になります。
一昔前のしつけ方法ではなく、現代の信頼関係を築くしつけ方法でしつけをするということがどれだけ愛犬のために大切なのかがお分かりいただけたと思います。
もう正しい方法でしつけができているよという方ならかまいませんが、しつけが上手く進まない、思うように愛犬をコントロールできない、正しいしつけができているか不安だという場合であれば、イヌバーシティというしつけの教材がとてもおすすめです。
というのも、イヌバーシティはただ単に問題行動の治し方とか、トレーニングのやり方だけを知れるしつけ教材ではなく、犬という動物を理解するためのコンテンツが非常に充実しているところが大きなポイントです。
犬の学習のしかたなども含め、犬が安心できるような飼い主さんの接し方が効率よく身につくように、犬という動物を理解するための講習がしっかりしています。
講習を視聴しているだけでしつけにおける正しい考え方を身につけられるので、自然と愛犬にとって「良い飼い主」になることができてしまうんですね。
これは愛犬と信頼関係を築くにあたって、犬の気持ちを誤解しないで正しく見極めてあげられる目を養うことにとても効果を発揮します。
さらに、公式サイトの方には詳しく出ていますがこのイヌバーシティを作られたのは世界をまたにかけて活躍されてきた超カリスマトレーナーです。(ハリウッドのタランティーノ監督にもその腕を認められて撮影依頼をされたこともあるそうです。)
今まで多くの問題を抱えた家庭犬をお利口さんに変えてきたその手法を、誰にでも実践できるようにまとめてくれたのがイヌバーシティなので、実際に実践した愛犬家から再現性が高いと大評判になっています。
特にイヌバーシティをおすすめしたいと思うのが、やるだけで信頼関係を築いていけるトレーニングだという点です。
犬のことを知りつくしているからこそのトレーニング方法であり、お時間がないときなどは特に短時間愛犬とトレーニングをするだけで、犬の知的欲求も満たせて飼い主さんにも褒められて愛情欲求を満たすことができます。
短時間のトレーニングで愛情不足も防げますし、お利口犬にもできてしまうという本当にお勧めできるしつけ方法になっています。
実際のトレーニングのやり方も簡単でわかりやすく、そのくせ驚くほど効果が高いですし、うまくいかない場合を想定して解説してくれているので誰でもできるという点も素晴らしいです。
下の記事にはもっと詳しくイヌバーシティ実践した方の声や実践するメリットをご紹介していますので良かったらご覧になってみてください。
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もちろんイヌバーシティ以外で正しくしつけができる方法をご存知でしたらそちらを頑張って実践していただければ問題ありません。
正しくしつけができているのに愛犬が愛情不足のサインを出すようでしたら、他の理由があるのかを探っていく必要があります。
気をつけていただきたいのが、ネットの広告で出てくる他のしつけ教材はほぼ全て購入して中身を見ていますが、正直言わせてもらうと内容が薄いものや、ボリュームが驚くほど少ない物、結局体罰を推奨している物などおすすめできるものは無いということです。
ならば、
- 高額になる
- 家族全員で参加するのが難しい
- しばらくすると細かい部分を忘れて独自のやり方になることが多い
などのデメリットはありますが、しつけ教室に通ってもらいたいと思います。
間違えたしつけは犬も飼い主さんも決して幸せにはしません!
必ず、正しいしつけの方法を知り、実践をすることで愛犬から信頼を得て、愛情を育んでいってもらいたいと思います。
できるだけ時間をかけずに正しいしつけの方法をお知りになりたいとお考えいただけるのでしたらイヌバーシティはおすすめできるものです。
私がご相談を受けた方にもおすすめをしてきましたが、実践した方が口をそろえて「凄い効果です!」「実践してよかった」と大好評でしたので、一度公式サイトをご覧いただければと思います。
そして、私もおすすめするからには、あなたに少しでもお得に手にしていただけるよう特別な特典をご用意させていただこうと考えました。
私のおすすめを信じてイヌバーシティを購入していただいた方には、イヌバーシティをより効率よく実践できるよう、作者であるしほ先生との対談音声の特別特典を無料でプレゼントさせていただきます!※この特典は今後終了する可能性があります。
対談音声では、教材には書かれていない
- 効率よく訓練するために気を配ると良いこと
- 犬の性格によって褒め方を変えると良い理由
- 犬が楽しくなる訓練方法とは
- 体罰以外に絶対にしちゃいけないこと
- しつけでうまくいかないときにすると良いこと
愛犬家のみなさまにとって、さらに効率的にしつけができるようになる「虎の巻」といった内容になっています!
せっかくならここでしか手に入らない特典がついた今、イヌバーシティを手にしていただいて、愛犬との素敵な関係を作っていっていただきたいと思います。
「イヌバーシティって良さそうだけど…うちの子に必要なのかな?」と、少しでもイヌバーシティにご興味を持っていただけたら、実際に実践した飼い主さんからいただいた感想や、実践するメリットをご紹介している記事をご覧になってみてください。
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適切にスキンシップがとれていない
飼い主さんに優しく触れられることから、愛情を感じることができるからでしょう。ほほえましい光景です(^^)
ただ、スキンシップも適切に行わないと逆効果になってしまうことがあります。
例えば、犬という動物について理解をしていないで、犬が触られるのが苦手だと感じるところを急に触ったり、いつまでも撫で続けているようなスキンシップをすると犬は嫌がります。
スキンシップは多すぎても少なすぎてもダメなんですね。
中には子犬の頃からいつもべったりと一緒にいて、抱っこをしていることが多い・ねだられるとすぐに抱き上げるような生活を送られていると、飼い主さんを信頼するのではなく飼い主さんに依存するようになります。
愛情が多いのが普通になるので、少しでも飼い主さんと離れていると不安になったり、飼い主さんの姿が見えないだけで寂しくて耐えられない犬に育ててしまう恐れがあります。
これは心の病である分離不安の症状で、犬と飼い主さんとの間で適切な関係を築けていないことが原因と考えられます。
犬という動物を理解する・適切な関係を築く上でも、イヌバーシティの解説やコンテンツは大いに役立ちますのでおすすめです。
遊ぶ時間が足りない
片手間で遊ぶのではなく、愛犬と向き合って愛犬のためだけに一緒に遊ぶ時間です。
愛犬と遊ぶ時間というのは、トレーニングをする時間とは別で、犬のおもちゃを使ったり犬用に用意したもので楽しく遊ぶ時間を作ってもらいたいと思います。
犬は飼い主さんと一緒に遊ぶことが大好きです。
飼い主さんが自分のことだけを見て、楽しそうに遊んでくれる姿は犬の心を愛情で満たし、とても幸せに過ごせる時間です。
できることなら、遊び方も犬の本能を満たせるような遊びをしてもらうと、本能と愛情を一度に満たすことができ、心が満足するので落ち着きのある犬へと育てることができます。
育てると言っていますが、子犬に対してだけでなく、成犬になっても成長は続くので同じことです。
運動がすることが好きな犬や、豊富な運動量が必要な犬種には、お時間がある休日にでもドッグランなどで思いっきり走らせることも犬の本能を満たすことになります。
室内であれば、引っ張りっこ遊びは狩猟本能や噛みたいという本能を満たせますし、ノーズワークという宝物探しの遊びは犬の嗅ぎたいという本能を満たせます。
特に、ノーズワークというのはノーズワークマットというせまい範囲でも使えるものが売られていますので活用されるのも良いと思います。※楽天でもAmazonでも「ノーズワーク」で検索してもらうと色々な種類がヒットします。
ノーズワークは高齢犬や保護犬のストレスを解消する方法としても取り入れられていますし、部屋全体を使って探索をするスポーツとしても知られるようになってきました。
ただ、せっかく愛犬のために時間をとって遊んだとしても、愛犬のさまざまな欲求が満たせるように遊ばないと意味が少なくなってしまいます。
無駄な時間になることはありませんが、非常に効率が悪かったり、愛情欲求がいまいち満たせないとか、下手に甘やかす結果になってしまうなどの恐れも出てきてしまいます。
「犬と遊ぶ」とひと口に行っても結構難しいことだったりするんですね。
そのため、イヌバーシティでは「犬との遊び方」として一つのコンテンツにするくらい重要視して解説されています。
効率の良い遊び方を知れれば、短い時間でも愛犬を満足させてあげることができますので、忙しい方こそイヌバーシティをご覧いただきたいと思います。
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お散歩が不十分
お外の空気のにおい、土のにおい、他の犬のにおいを思う存分嗅ぎ、景色を眺め、人や犬友に会って挨拶をしたり、色々な音を聞きながら怖いものと怖くないものを知っていく。
このような満足できるお散歩をするためには、犬がリードを引っ張って前へ前へ歩くお散歩では良い刺激を得られません。
頭の中が前へ行くことでいっぱいになってしまうので、周りに意識を向ける暇がなく、後ろで引っ張る飼い主さんのことをただひたすら邪魔な存在だとしか思えなくなります。
運動ではなく労働のようになってしまうので、お散歩の目的が何一つ果たせていないんですね(´・ω・`)
飼い主さんの傍で、一緒に楽しくお散歩をすることができると、それも犬にとっては楽しい飼い主さんとの時間ですし、愛情を感じられるひとときになるはずなんですが…リードを引っ張るお散歩では逆にストレスになってしまっている可能性も高いです。
けっこうリーダーウォークができていないお散歩をされている飼い主さんを見かけます。
もしくは伸び縮みするリードで、好きに歩かせている飼い主さんも多いです。
せっかく愛犬のために時間を割いてしているお散歩ですから、飼い主さんの愛情を感じられるようなお散歩にするために、リーダーウォークもできるようにしてもらいたいと思います。※もちろんイヌバーシティの方法でトレーニングをするとあっという間にできるようになります。
お留守番することが多い
それに伴って愛情不足のサインが出てしまう犬も増えるということでしょう。
この状況で愛情不足にさせないようにするには、できればペットシッターを頼まれたり、たまに犬の幼稚園に預けるなど、同じ離れている時間でもずっと一人ぼっちにするのではなく、他の人や犬と遊べる時間にするという方法があります。
それができれば、お留守番の時間が長くてもそれはそれで有意義になります。
徐々に慣らされて、長時間のお留守番をしていても大丈夫にされたんだと思いますが、それでもお留守番中の多くの犬は孤独や寂しさを感じています。
お留守番の時間が長ければ長いほど、寂しさを感じている時間が長くなるので、愛情不足に陥る可能性が高くなることは認識しておいてください。
寂しさでいっぱいのところに帰ってきた飼い主さんに対して、興奮して訳がわからなくなってしまう場合もあるでしょう。
そんな愛犬の出迎えに心癒されるかもしれませんが、それだけ寂しさの中じっと飼い主さんを待っているということを忘れないでおいてもらいたいと思いますし、興奮しやすい犬に育てている危険もあるということも見逃せない点ではあります。
お留守番する時間が長いほど、そもそも愛情を伝える時間が短いので、十分に伝えきれない恐れがあります。
長時間のお留守番がし方のない場合は、先ほどご紹介したようにペットシッターや犬の幼稚園を利用したり、数種類の知育玩具を用意して、犬がさみしさを感じる時間が短いような工夫をしてもらえればと思います。
そして、短い時間でも効率よく飼い主さんの愛情を感じられるよう、適切な方法を知り愛情不足を感じなくて済むようにすることがおすすめです。
家族の増減
- 人間の赤ちゃんが増えた
- 新しい子犬を迎えた
- 大好きな家族が家を出た
- 飼い主さんの死
犬は愛情深い動物ですから、飼い主さんの愛情にとても敏感で、自分に向けられている愛情がよくわかっています。
新しい存在に飼い主さんが夢中になってしまうと、犬はあからさまにそれを感じて、自分への愛情を奪った存在に対して嫉妬をします。
言いようのない憤りや焦りを感じるかもしれませんし、寂しさに押しつぶされてしまう思いかもしれません。
この感情は、犬を心の病気にする大きな原因となり、心身への打撃がハンパありませんので、飼い主さんは新しい存在に負けず劣らず、愛犬への愛情を意識して伝えてもらいたいと思います。
飼い主さんの死に至っては、どうすることもできませんが、現在傍にいる家族ができるだけ犬へのフォローをしてもらえれば、犬の心もそのうち満ちてくるかもしれません。
犬は老犬になってから新しくできた家族に対しても愛情を感じることが分かっています。
今までの大好きな飼い主さんからの愛情を得ることはできなくなったとしても、今一緒にいる方からの愛情を感じることはできるので、サインを出すほどの愛情不足で苦しまないで済むということです。
犬も人間と同じで、記憶が薄れることで自分の気持ちや感情にダメージを与え続けないように自分を守っています。
前の飼い主さんのことを完全に忘れたわけではありませんが、記憶が薄れ、その間に伝えてくれた愛情に対して愛情を返そうとしますから、根気強く見守ってあげてもらいたいと思います。
愛情を受けている犬がするしぐさ
愛情不足と感じている時のサインをご紹介しましたので、今度は逆に愛情を受け心が満たされている時に犬がするしぐさをご紹介したいと思います。
飼い主さんを穏やかな表情で見つめる
ですから、犬は相手が怒っている時や、ケンカを避けたいというときは、わざと目をそらして相手の興奮をなだめようとします。(カーミングシグナルのうちの1つ)
本能では目を合わせることに危険を感じますが、飼い主さんを信頼し、頼れる存在であることが分かっている場合にはそういった危険を感じることがなくなります。
むしろ、飼い主さんは何をすれば喜んでくれる?飼い主さんは何を望んでる?ということを知りたいと考えるので、飼い主さんの様子を観察するようになるんですね。
飼い主さんに呼ばれたら楽しいことがあるかも!と思える犬は本当に幸せで、飼い主さんの愛情に満たされているので心が穏やかになり、それが表情に現れます。
このような関係をいち早く築きたい場合は、イヌバーシティのしつけを実践してもらえると、愛犬の信頼と愛情を得ることが短い期間でできますから、穏やかな表情で見つめてもらえるようになるのも早くなります。
飼い主さんと同じ行動をする
目で見る・見つめるだけじゃなくて、犬の興味全てが飼い主さんに向けられるようになるので、心の中も飼い主さんの動向に注目しています。
そうは言ってもいつも緊張しているわけではなく、飼い主さんがリラックスしている様子もわかりますので、そんな時は自分もリラックスしながら飼い主さんを気にしているという感じでしょうか。
心身共に飼い主さんに注目しているので、飼い主さんがする行動と同じ行動を無意識にとることがあります。
例えば、飼い主さんがあくびをした後にあくびをするとか、伸びをした様子を見て自分も伸びをしてしまうなど、同じ行動をすることが多くなると、それだけ飼い主さんに注目をしているということです。
心身で注目するということは、それだけ飼い主さんを信頼し、頼りにし、愛情を受けているという自信がある犬ということなので、幸せいっぱいなワンちゃんと言えます。
ぜひここまで確固たる信頼関係で結ばれた関係を築きたいものですね!
名前を呼ばれると嬉しそうに近寄ってくる
例えば、呼ばれた後にはいつもおやつをもらえるとしたら、おやつ目当てに飼い主さんのところに近づいていくでしょう。
でも、飼い主さんからの愛情というのは、おやつよりも強いんですね。
おやつの場合は、おやつがない時に呼ぶことが続くと、「呼ばれてもおやつもらえないじゃん」と学習することで呼ばれても行かなくなります。
しかし、飼い主さんのことが大好きな犬ほど、おやつなんてなくても呼ばれたら嬉しそうな表情で近寄っていきます。
飼い主さんのことが大好きだと思わせるには、正しいしつけをして信頼関係を築き、褒められるなどを含めた飼い主さんの愛情が犬に伝えられることが必須です。
嬉しそうに近寄ってきてくれる愛犬の姿は飼い主さんにとっても大きな癒しであり、嬉しさですね。
飼い主の傍から突然離れて好きなところで寝る
例えば、テレビを見ている時などに、すぐそばで寝ていた愛犬が急に起き上がって部屋の隅などへ移動してしまった時など、「かまわなかったからイジけたのかな?」と思ってしまうこともあるでしょう。
でもこれは違います。愛犬が突然飼い主さんの傍から離れて別の場所でくつろいでいたら、それは飼い主さんを信頼して安心していられているからです。
「守ってくれる飼い主さんがいるから安心していていいんだな」と考えているんですね。
飼い主さんの気持ちになったら、常に自分の傍から離れない犬の方がかわいいと感じるかもしれませんが、あなたから離れても安心していられるほどあなたを信じられているからです。
逆に、飼い主さんへの信頼が小さいほど安心できるエリアが狭くなるので、いつもそばにいないと不安を感じているということです。
愛犬との信頼や愛情が大きいほど、お互いのパーソナルスペースを十分に確保ができるということなので、喜ばしいことだと思ってください。
リラックスしている時に犬がお尻をくっつけてくる
というのも、お尻や後ろ足は犬にとって弱点でもありますし、背後から襲われたら察知するのに時間がかかって命にかかわります。
野生時代には、寝る時や休息をとるときなどは集団でお尻をくっつけ合って一塊になっていました。
こうすることで、より広い範囲を互いに警戒することができ、弱点を守っていたと考えられています。
今でもこの名残が残っていて、自宅などでリラックスしている時に飼い主さんにお尻をくっつけておすわりをしていたり寝そべっているときには、安心感を得ているポーズなんだそうです。
自分の弱点を守ってもらうわけですから、信頼できていない、心を開いていない相手には絶対にしないしぐさです。
愛情を与えてくれる大好きで信頼できる飼い主さんにだからこそ、お尻をくっつけてリラックスすることができるんですね。
お互いの愛情が届きあっていることを飼い主さんも実感してもらえる人と気だと思います。
愛情不足ではなく犬が嫌だと思っている時のサイン
愛情不足のサインではありませんが、念のため犬が嫌だと思っている時のサインもご紹介しておこうと思います。
せっかく愛情不足のサインを出さないで済むように愛情を伝えようとしても、それが逆効果で犬が嫌だと思ってしまっていともったいないと思います。
ですので、犬が嫌だと思っている時のサインをご紹介しますが、こちらも生理現象で行っていたり、嫌だと思っていると受け取りにくいかもしれません。
- 軽く唸る
- 体をぶるぶるする
- 耳が後ろに倒れて左右につき出している
- 相手に背中を向けて座り込む
軽く威嚇をすることで、「やめて!」と伝えることが多いですが、それ以外にも雨に濡れたわけでもないのに急に体をブルブルッと震わせたら、嫌だと思っているサインです。
頑なに動かなくなる犬もいますが、飼い主さんから怒られるのが嫌だと思っている場合は、体をぶるぶるさせることでやんわりと「嫌だ」という気持ちを表現しているので、見逃さないようにしてあげてください。
耳の倒れ方でも犬は感情を表現していますが、耳が倒れている時は服従の気持ちと恐怖心のどちらかという正反対の気持ちなので見極めが大切です。
表情が穏やかな時は服従とか友好的な気持ちですが、左右につき出している時は「怖いな、嫌だな」と防衛的な気持ちになっています。
飼い主さんがさせようとしていることを拒んでいる時の意思表示になります。
相手に背中を向けて座り込むというのはカーミングシグナルの一つでもあり、不安な気持ちになったときや嫌なことをしつこくされたときなどに、ストレスの対象に背中を向けて座って自分を落ち着かせようとします。
もし、飼い主さんに対して背中を向けて座ったとしたら、飼い主さんが愛犬のストレスの対象になっているということですから、無理矢理に何かをさせようとするのをやめてもらったほうが良いでしょう。
ストレスになってない?犬とストレスについて
犬も人間同様にストレスを感じる動物です。
サインを出すほど愛情不足を感じている時は、愛犬がストレスを感じているサインということにもなります。
そして飼い主さんがすべてである犬にとって、犬にストレスを感じさせてしまう原因の多くが飼い主さんによるものと言えます。
もちろん愛情を持って一生懸命育てられている飼い主さんばかりだというのは承知しているんですが、そんな飼い主さん自身が意識をしていない所で愛犬にストレスを与えてしまっていることもあります。
今回は犬の愛情不足についてみてきていますが、犬が愛情不足だと感じていたとすると、それは犬にとって非常に大きなストレスの原因になります。
愛情不足以外のストレスになる原因と言うと
- 間違ったしつけ方
- 間違えた育て方
- 飼い主との関係の崩壊
- 運動不足
- 環境の変化
- 相性の合わない犬同士の多頭飼い
- 肉体的な苦痛
間違えた育て方
「こう思っているんだろう」とか「きっとこうだよね」と思うことがハズレているんですね。
犬との接し方などを正しく知らないで犬と生活をすると、犬の本能を無視してしまったり、本能自体をやみくもに禁止するなど、犬にとって大きなストレスが続くことになります。
「犬のしつけ方」については熱心に調べる方が多いんですが、犬についての理解が追い付いていないため、犬にストレスを与えていることに気付かずに、集中力が続かない・そもそもやる気にならないなどの悪影響が出て、しつけもうまく進まないという負のスパイラルに陥ってしまう飼い主さんがとても多いです。
正しいしつけ方と、犬にストレスを与えないように正しい育て方(犬を正しく理解する)ということは、セットで知らないと両方がうまくいかなくなってしまいます。
もし今、上手く犬のしつけが進まないとお悩みであったら、犬への理解がもう少し深めていただけると成功へのスピードがグッと速まります。
イヌバーシティで正しいしつけ方法をご覧いただき、しつけの成功をスピードアップしていただければと思います。
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飼い主との関係の崩壊
不安や恐怖から緊張が続いてしまったり、自分を守るために攻撃的にならざるを得なくなります。
リーダーになる資質を持った犬だったとしたら特に、権勢本能が強めなので自分がリーダーにならなきゃいけないと思い頑張ろうとしますが、それが問題行動とみなされてしまいます。
飼い主さんも頑張ってしつけをされようとしていると思いますが、飼い主さんの態度や姿勢が一貫していないと、犬は混乱してしまうので飼い主さんを頼れないと判断してしまいかねません。
また飼い主さんの機嫌が悪いことが多かったり、家族でよくケンカをしている環境も犬にとっては落ち着かず信頼ができないと思いやすいです。
飼い主さんを信頼して、安心して頼っていられない環境というのは犬にとって激しいストレスになります。
運動不足
また先ほど解説させていただいたように、心にも刺激がないお散歩や、飼い主さんを引っ張ってのお散歩も運動不足になる原因になります。
動きたいという欲求は犬の欲求の中でも愛情欲求と同じくらい強いものなので、これが満たされないと大きなストレスになります。
環境の変化
飼い主さんと信頼関係がしっかりと築けている場合は、環境の変化があったとしても安心して頼れる存在がいますから比較的早く慣れることができ、大きな混乱が起こることも少ないです。
相性の合わない犬同士の多頭飼い
どうしても相性が悪い場合は、なるべく会わせないようにそれぞれを別々の部屋で飼うことが必要な場合もあります。
肉体的な苦痛
病気やケガによる体の痛みのほか、しつけと称して叩く・強く握る・無理矢理抑え込むと言った体罰をしてしまうと、体に対する苦痛だけでなく心にも傷を負ってしまう可能性が高いです。
体も心も痛みが強かったり、続いてしまうとトラウマになることもあります。
ストレス解消法とストレスで発症する病気
飼い主との関係を向上させストレスの対象から遠ざけるというのが基本的な対処法になります。
また遊びの中に犬の本能を満たすことを意識した遊びを取り入れると、ストレスを発散することができるので、ストレスを溜めない生活を目指すことができます。
発情中はメスもオスも繁殖行為のことで頭がいっぱいになりますし、ホルモンも乱れるので情緒が不安定にもなります。
でも繁殖行為ができないわけですから、相当なストレスになるのはご想像いただけると思います。
愛犬に子供を産ませるお考えがない場合は、避妊や去勢なども前向きにご検討いただけると、生殖器の病気も防げますし、無用にストレスを感じることもなくなります。
ストレスをうけると体の中で、そのストレスに対抗しようとして色々な反応が起こりますが、長く対抗をしないといけない状態になると、体の免疫力が低下し病気にかかりやすくなります。
ストレスが原因で発症する病気と言うと
- 癌(がん)、皮膚病(アトピー性皮膚炎など)
- ホルモンの病気(糖尿病・甲状腺機能亢進症など)
などがありますが、一番なりやすい病気と言うと心の病気である「うつ病」かもしれません。
犬もうつ病になるの?と驚かれたかもしれませんが、犬もうつ病になります。
うつ病になったときに見られる症状ですが、犬はめまいがするとか頭が痛いなどの細かい症状は教えてくれませんので定かではないですが、
- 元気がなくなる
- 興味や関心を示さなくなる
と言った無気力な状態になる特徴があります。
うつ病が疑われる場合は、一度動物病院で獣医さんの判断を仰ぎ、どのようにしていくかご相談いただいた方が良いかもしれません。
投薬治療をする場合もあるようですが、サプリメントで症状を緩和させるといった方法も行われています。
犬の愛情不足のサインとは~最後に
最後までお読みいただいて本当にありがとうございました。
犬にとって飼い主さんの存在の大きさや、いかに愛情を欲しているかがお分かりいただけたのではないでしょうか(^^)
忙しい現代人ですから、愛犬に存分な時間を使ってあげられない飼い主さんもいらっしゃると思います。
犬への愛情は、長く表現していればよいかというとそうでもないので、ポイントをおさえながらできる時間に目いっぱい愛情を表現してもらえれば大丈夫です。
そして、犬が安心して飼い主さんに頼っていられるように、信頼関係を築いて、正しい主従関係を構築してもらえると、犬は幸せに暮らしていくことができます。
こんなに長い文章を最後までお読みいただけるくらい真剣に愛犬の愛情不足を心配されるような方ですから、あなたの愛犬はとても幸せだと思います。
でも、もしも「何か違う」「もっとお利口さんになれるのに」と少しでもお考えでしたら、イヌバーシティのしつけ方を実践してみていただくと、あなたのお望みのようなお利口さん犬にすることもできますし、犬の育て方が楽になりますので、ぜひ一度公式サイトをご覧いただければと思います。