犬の甘え鳴きがうるさい!【すぐに解決】甘え鳴きの徹底対処方法!

犬 甘え鳴き うるさい

ぷりこ

最近、クゥーンクゥーンとよく鳴くようになってしまって困っています。これが甘え鳴きというものでしょうか?すぐにでも直したいんですが方法はありますか?

ワンコ先生

甘え鳴きの声がうるさくて困っているというご相談は子犬に限らず成犬でも受けることがあります。今回はうるさいほどの甘え鳴きでもなくせる対処法をご紹介していきましょう。

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うるさい犬の甘え鳴きに対する根本的な対処は?

犬の甘え鳴きとは、多くが小さめの鳴き声で「クンクン」「クゥーン」などと鳴き続けている状態です。

犬が鳴き続けているというのは、飼い主さんとしても心配になりますし、ずっと泣かれているとかわいいと思っていてもうるさいと感じてしまうのは仕方のないことです。

それではなぜ犬が甘え鳴きをしているのかというと

  • 愛情欲求によるもの
  • 要求によるもの
  • 恐怖や不安によるもの
  • 体調不良によるもの
  • 発情によるもの
などがありますが、迎えたばかりの犬であれば、環境が変わったことに慣れていないことも理由として考えられます。

これらの理由についてはあとで1つ1つ見てきますが…

とにかくいつまでも続く甘え鳴きをできるだけ早くやめさせたいでしょうから、いきなりですが根本的な対処法の方を見ていってしまいましょう。

子犬の場合と成犬の場合は少しだけ違う部分があるので別々に考えて行きます。

まずは子犬の場合ですが

  • 子犬との生活の仕方を知る
  • しつけを始める
  • 睡眠環境を整える
  • 社会化を進める
この4つを見直していきます。

成犬になっても甘え鳴きがうるさい場合は

  • しつけが不十分
  • 見合った運動量ではない
というところを見直していきましょう。

もちろん後で甘え鳴きをしている時の対処法もご紹介していきますが、いくら対処法を試してみてもこの根本的な部分ができていないとうまく鳴きやめさせることがむずかしいです。

強引に甘え鳴きだけをやめさせようとしても、それは犬のストレスになってしまうだけなので、まず大切な根本的なことを解決していくことをおすすめしたいと思います。

子犬との生活の仕方を知る

かわいい子犬を迎えたはいいけど、元気いっぱいだったり予測不能な行動をする子犬に対して、振り回されることが多く、漠然と一緒に生活をされていませんか?

子犬だから多少のことは仕方ないと諦めながら、子犬の好奇心のままに室内を歩かせて、眠くなって自分で眠るまで好きにさせ、漠然と一緒にいる生活を過ごしているとしたら…

それは大問題です!

    • トイレのしつけをしても失敗が多くて困っています
    • 子犬がやんちゃで飼い主もケガだらけです
    • 甘噛みがひどくて怖くて近寄れなくなりました
    • やんちゃがひどくて手に負えません
    • しつけをしようと頑張っているけど全くいうことを聞きません
    • 暴れまわるわ吠えるわ…ノイローゼになりそうです

これは子犬に関するご相談で私がよく受ける内容ですが、間違いなくこの状態に一直線で突き進まれています。

でも言いかえれば子犬が甘え鳴きをして困るという、まだお悩みが軽度の時点で対策を立てられるということはとてもラッキーだったとも考えられます。

私たちは人間と非常に近い存在にいる「犬」という動物を理解していると思いがちですが、実はあまりわかっていないことを自覚してもらうことが第一歩だと思っています。

  • 犬の学習方法
  • 子犬のしつけの考え方
  • しつけの実践順序
  • なぜ問題犬になるのか
  • 訓練中の生活のさせ方
  • ダメの伝え方
  • 犬との遊び方 などなど
これらのことをきちんと理解したうえで、子犬の場合は特に適切な生活リズムで生活をさせてあげないと、高確率で先ほどご紹介した飼い主さんが抱える重篤なお悩みにぶち当たってしまいます。

犬は人間目線で伝えようとしていることを、ビックリするほど斜め上の考え方で受け取ることがあります。

例えば、インターホンの音に向かって吠える犬に対して、「吠えないの!静かにしなさい!」と注意したとすると、犬は「飼い主さんも一緒に吠えてる~♪この音に吠えるのは良いことなんだね♪」と学習することがあります。

びっくりですよね!そう来たかって感じです(笑)

犬について知らないことが多いことを自覚して、犬という動物を知り、その上で正しく生活をしてあげないといけないことがお分かりいただけると思います。

しつけを始める

もしも甘え鳴きをしているのが子犬であるなら、すぐにでもしつけをどんどん始めていってもらいたいと思います。

迎えたばかりだから…とお思いであっても、トイレのしつけは迎えた当日から行うべきものですし、子犬は適切な環境で飼っていれば4~5日で新しい環境に慣れる子が多いです。

どんどんしつけを始めてもらって問題ありません。大丈夫です。

しつけと言っても、この時期のしつけは遊びながら(遊びの中で)短時間ずつトレーニングをしていくようになるので警察犬の訓練のようなイメージを持たずに行っていってください。

しつけというのは、子犬にいうことを聞かせるようにすることがしつけではありません

飼い主さんのことを大好きになってもらって、飼い主さんと一緒にいると安心できると思ってもらうことが目的で、飼い主さんがしてもらいたい行動ができたらたくさん褒めて子犬のやる気スイッチを押すことに注力していきましょう。

こうやって子犬の頃からしつけをしていくことで、飼い主さんのことが大好き!飼い主さんの喜ぶことが分かってくる!こういうことでどんどん正しい行動を自分で選べるようになります。

こうなって初めて、犬に対して「ダメ」という禁止用語を使った時に犬が「いけないことなんだ」と理解をしてくれるので、禁止用語が刺さるんですね。

なんでもかんでも「ダメ」「いけない」と禁止用語を連発していても、犬の方では「ただの機嫌の悪い飼い主さんで何をされるかわからないぞ」という不安を抱くだけです。

今だに、出張訓練士さんやしつけ教室のトレーナーさんなどにもいるようですが、「子犬であっても厳しく接しないと飼い主のことを自分より下だと思ってしまう」と教える方がいます。

確かに犬は順位付けをすることは本能で行うことはありますが、飼い主さんとは信頼関係が築けているかによって行動が変わりますので、飼い主さんが意識しないといけないのは犬との上下関係とか順位ではなく、信頼を得られているか?という点にポイントを置いてください。

具体的な正しいしつけのやり方をお知りになりたい場合は、イヌバーシティ(犬のしつけ教材)のトレーニングをしていただければ、信頼関係を築きながら正しいトレーニングをすることができるのでおすすめです。

信頼できる飼い主さんの傍にいられている犬は、うるさいほど甘え鳴きをすることはありません。

睡眠環境を整える

特に子犬ですが、最近の子犬は慢性的な睡眠不足に陥っている子が非常に多いです。

先ほどの「子犬との生活の仕方を知る」のところでは触れませんでしたが、これも正しい子犬の生活リズムを整えてあげられていないと言えます。

子犬を自由にさせ過ぎて、子犬が限界で我慢ができなくなるまで起きていられる環境ということなんですね。

子犬は好奇心が旺盛なのはご存知だと思いますが、その好奇心に任せて遊び過ぎて、子犬にとって必要な睡眠時間が確保できておらず、心身の成長に悪影響が出ている危険があります。

特に、人間でも睡眠不足になるとイライラしやすくなったり、意欲がうせてしまったり、集中できなくなりますが、それは犬も同じなので、せっかく教えたくてもしつけも上手く入っていきません。

イライラして怒りっぽくなったり、興奮しやすくなったり、粗暴な行動をとることも増えてしまいます。

犬は持って生まれた性質というのはもちろんあるんですが、成犬になった時の性格を決めるのは子犬の時の生活環境です。

子犬の頃からイライラしやすい状況で育ててしまうと、成犬になってからも吠えやすくなったり、攻撃で噛むといった問題行動が現れやすくなってしまうので、子犬が今どれくらい睡眠の時間がとれているのか確認をしてみてください。

社会化を進める

本来は、社会化期と呼ばれる生後3か月くらいまでに十分な社会化の機会を与えることが理想です。

できれば、生後4か月くらいまで母犬や兄弟犬に囲まれて生活をすることが望ましいですが、ペットショップなどで売られている子犬たちは生後1,2か月で親兄弟と離されているのが実態です。

十分な社会化ができていない犬は、自分の周りのものすべてに恐怖を感じ、いつも怯えながら少しずつ慣れていくことしかできないので、不安で不安でたまらない状況にあります。

でも、私たち人間にはその「周りのものすべてに恐怖を感じる」とか、「不安でたまらない」といった気持ちがわからないことが多く、「大丈夫なのに…」と考えてしまいます。

私は怖がりなので、ホラー映画などは絶対に見られないんですが、ホラーもスプラッターも見ることができる人からすれば「あんなの作りものなんだから怖くないでしょ」と言われ、一緒に見ようと平気で誘うんですね(‘・д・´)。

そのたびにキレ気味に「君が大の苦手な虫を目の前に差し出されることと同じで怖いものは怖いんだよ!」と言い返しますが…怖くない人にとって、怖いと思う人の気持ちは理解しにくいんだということを感じます。

少し話がそれてしまって申し訳ありませんでしたが、社会化をしていない犬にとって、人間社会にあるものは人工的なものが多く、変な音がしたり、ピカピカ光ったり、早く動いていたりして何が何だかわかりません。

自分にとって危険じゃないと判断ができなければ、それは危険なものとして認識せざるを得ないので、恐怖を感じることが多くなります。

社会化は、犬同士で犬社会のルールを知ることも大切なことですが、安心して守ってもらえる母犬がいて、その母が信頼している飼い主さんを通して人間は怖くないことを知り、人間は信頼できて自分を守ってもらえる存在だということを知ります。

自分が信頼できる飼い主さんと一緒にいれば、いざとなったら飼い主さんが守ってくれると思えるので、多少の知らない人工物を見ても不必要な恐怖を感じないで済むんですね。

しつけと社会化は一緒に子犬の時から進めていくことで、不要な甘え鳴きがなくなります。

しつけが不十分

これは成犬になってからの場合になりますが、犬のしつけというのは子犬ができるようになったら終わりということではありません。

基本的なトレーニングは成犬になっても毎日やるべきですし、成犬になってもできたら褒めることを忘れないようにしていきたいものです。

あと、おやつがないとしないとか、犬の気が向かなきゃやらないというのは、しつけができているとは言えません

それは「芸」と同じレベルとしか犬は思っていない状態ですので、本当にしつけが入っていると考えないでもらいたいと思います。

飼い主さんのことを信頼し、正しい主従関係ができてこそ正しいしつけが犬に入っていくということはお分かりいただけていると思いますが、そうなると犬は飼い主さんの言うことは絶対ですし、飼い主さんの指示に従うことに喜びも感じることができます。

犬は人間と生活を共にするようになってから、長い間人間の役に立つように望まれていたので、正しい関係が成り立っていれば、「従うことが当然」と自然と考えることができる動物になっています。

そこが、猫や他のペットと犬の大きな違いであり、犬を飼う人間が意識をし責任を持たなければいけないところです。

正しくしつけができている成犬は甘え鳴きをする理由があまりなくなるので、うるさいと思うほどの甘え鳴きはありません。

見合った運動量ではない

犬にとって適切な運動量があるかどうかということはとても重要なことになります。

確かに毎日お散歩に連れて行ってあげていらっしゃると思いますが、運動として考えたときに十分な運動量になっているかは一度見直してみてもらうと愛犬のためになります。

一般的に言われている犬種ごとの運動量を目安にされていると思いますが、あれは平均値ですので目安よりも多くの運動量が必要な犬もたくさんいます。

また、犬のお散歩も確かに運動のためにしていることではあるんですが、ただただ距離を歩かせたり走らせることが運動をさせていると思われないでほしいんですね。

お散歩は、ただ犬を疲れさせるのではダメで、散歩の目的を果たせていませんし見合った運動量をさせてあげていると考えることもできません

よく中型犬は豊富な運動量が必要だからと言って、飼い主さんは自転車に乗ってひたすら犬を走らせているお散歩を見かけることがありますが…どうなんでしょう。犬は満足だと考えているのでしょうか…。

お散歩をする目的というのは、犬の心と体に良い刺激を与えて満足感を感じられるようにすることです。

ひたすらに走らせて体だけを疲れさせても、満足感が得られていない可能性があるんですね。

あと、リードがピンと張ってしまっていて、犬に引きずられるように歩いているお散歩は、犬に満足を与えるどころかストレスを感じさせている可能性があります。

犬は満足を感じられるお散歩をしていると、精神的にも落ち着きますから甘え鳴きに困るようなことにはなりません。

ぷりこ

犬の甘え鳴きを直すには、根本的な対処をしていないと、小手先の対処をしてもダメなんですね!

ワンコ先生

そこがわかってもらえたことは非常に大きいことです!それを踏まえて、犬が甘え鳴きをする理由というのを見てもらうと、理解がさらに深まりますので見ていきましょう!

犬がうるさいほど甘え鳴きをする!その理由は?

最初にご紹介した犬が甘え鳴きをする理由について1つ1つ見ていきたいと思いますが、いくつかある理由のうち、あなたの愛犬に当てはまるものは1つだけかもしれませんし、複数あるかもしれません。

一通り目を通していただいて、あなたの愛犬に当てはまる可能性が考えられるものは全て疑ってもらえると正しい判断に近づくと思います。

あと、体調不良によるもののところで詳しく解説させていただきますが、まず愛犬の様子を注意深く観察して、いつもと様子が違うところが無いか?触られるのを嫌がらないか?被毛のツヤが悪くないか?などを確認して病気の疑いが無いかチェックしてください。

何事もなければよいだけなので、少しでもおかしいと感じた場合は動物病院を受診されることをおすすめします。

愛情欲求によるもの

ペットショップなどで売られている子犬たちは、早くから母犬から引き離されているため、母犬に甘えられる期間もほとんどなかったと言えます。

そのため、純粋に誰かに甘えたいという気持ちが強くなり、それを甘え鳴きという方法で表現します。

少し成長してくると、ただ甘えたいというよりも、今度は飼い主さんにかまってもらいたい、自分に注目してほしいという気持ちが芽生えてきます。

この時、仕事で忙しくてあまりかまってあげられていないとか、他の用事に追われて子犬との時間が少ないなどがあると、子犬は飼い主さんの注目が自分に無いことを感じてかまってほしいとアピールします。

また、犬は群れで生活をしてきた動物であり、人間の役に立つ生活の時も常に人間と一緒にいたため、一人ぼっちになることが苦手な犬種が多いです。

性格でも多少変わりますが、基本的に犬は一人になることで寂しさを感じるので、その寂しさから鳴いて「さみしい」「誰かと一緒にいたい」と訴えます。

これらの愛情を欲して甘え鳴きをしているときは、満たされないとそれがストレスとして蓄積してしまうことを覚えておいてもらいたいと思います。

要求によるもの

犬は人間との生活に慣れてくると、色々なシーンで「こうしてほしい」という要求が出てきます。

  • 遊んでほしい
  • ケージから出してほしい
  • 飼い主さんが食べているものがほしい
  • 散歩に連れていってほしい

これらの要求に対しては、吠えて要求する「要求吠え」になることが多いですが、ちょっと気の弱い性格だったり、いつもはちゃんと満たされている場合などは、吠えるよりもマイルドな甘え鳴きとして飼い主さんに伝えようとします。

ただ、要求による甘え鳴きはこれらの要求のほかに

お腹がすいたからご飯がほしい
トイレが汚くて排泄できないから綺麗にしてほしい

といった、飼い主さんがすぐに対処してあげないといけないこともあります。

恐怖や不安によるもの

犬は子犬でも成犬でも、恐怖を感じやすい動物であることをいつも意識しておいてもらいたいと思います。

最初にご紹介したように、人間は怖くないから恐怖に気付けないということもありますが、犬は脳の構造的にみても恐怖を感じやすいんだそうです。

恐怖を感じるようなことがあると、そのショックを緩和させないと精神的なダメージをしょっちゅう受けてしまうため、恐怖をいったん前頭葉で緩和させてから伝えているそうです。

ただ犬は、割合からみても前頭葉の大きさが小さいので、恐怖を緩和させる機能が弱いことが考えられるため、恐怖が強く伝わってしまっている可能性があるそうです。

迎えたばかりや、引越しなどで環境が変わると、新しい環境に慣れるまでは不安を感じますし、一度恐怖を感じた人や物、犬に対しては苦手意識が根強く残ります。

またあまりしつけもしないでいつも犬とべったり一緒にいる場合などは、飼い主と離れることで恐怖を感じる分離不安になる恐れがありますが、その一歩手前の状態だと甘え鳴きをし続けるという行為が見られます。

体調不良によるもの

多くの犬は、自分の体調不良を見せないように振る舞うことが多いですが、信頼している飼い主さんに対しては、自分の不調を訴えるように小さい声でクゥーンと鳴きます。

ケガなどの激しい痛みの場合は、「キャン!」という高音ではっきりと鳴きますが、内臓などの断続的な痛みや、だるい、熱による体の痛みのような鈍痛が続いているときなど力ない鳴き方をして訴えることがあります。

また老犬になってくると、認知症にかかる犬もいるので、認知症の症状として甘え鳴きが続くこともあります。

外傷のように飼い主さんがすぐに気づけないことも考えられますが、普段からケアをするときに体を触り、毛づやや便の調子などを確認しておいてもらうと、愛犬の不調に気づける可能性が高まります。

発情によるもの

犬のメスは定期的に発情をしますので、発情の時期になると甘え鳴きをする場合があります。

発情中や発情後に偽妊娠をしているときなどに見られますが、発情をしているときはホルモンのバランスも変わっていて、とても不安定な時期なので、しつけでどうにかできるものではないと思ってください。

オスは、定期的な発情というものはなくて、メスが発情して発するフェロモンのにおいを嗅ぐと発情するので、オスは発情による甘え鳴きは見られません。

ただ、オスが発情してしまうと、頭の中は繁殖行為のことでいっぱいになってしまうという本能が全開になりますので、飼い主の声も届かないことがあり、メスの元に行きたくて脱走を試みる犬もいます。

発情は犬の本能が強く出ることなので、発情による問題を改善させる場合には避妊や去勢などの手術を検討する必要があります。

犬が甘え鳴きしてうるさい時の対処法は?

最初に根本的な対処法をご紹介しましたが、実際に泣き続けている犬に対してやめさせるためにどうしたらいいのかをご紹介していきます。

甘え鳴きの対処法としてよくあげられるのは

  • 無視をする
  • 天罰方式でやめさせる
  • 音楽をかける
  • タオルをかけて暗くする
  • 湯たんぽを入れて温める
この5つになります。

ただ注意をしてもらいたいのが、甘え鳴きをしたからと言ってこの5つからどれかの方法で対処したら甘え鳴きが止まるという訳ではありません

よく、「甘え鳴きの対処法をしていますが、一向に甘え鳴きが止みません。うちの子にはこれらの対処法が利かないのでしょうか?」といったご相談をいただきます。

まず最初にご紹介した根本的な対処をしないで、甘え鳴きをしたから対処法を試してみようとしてもうまくいかないことが多いということをお伝えしておかないといけないんですね(´・ω・`)

それに、甘え鳴きには色々な理由がありましたが、甘え鳴きをしている理由によっては、行った対処法だと効果がないばかりか逆効果になってしまうものもあります。

これら5つの対処方法を1つ1つ見ていき、効果のある場合やしてはいけない場合などを解説していきたいと思います。

無視をする

甘え鳴きの対策として無視をするということを推奨しているサイトさんは多いです。

もちろん無視をすると良い場合はありますが、これは一番慎重に行ってもらったほうが良い対処法になります。

無視をすると良い場合というのは限られていて、要求によるものの中の

  • 遊んでほしい
  • ケージから出してほしい
  • 飼い主さんが食べているものがほしい
  • 散歩に連れていってほしい

このような、要求を通してしまうと犬がわがままになる可能性が高い場合には、無視をして「その要求は通りません」ということを教える必要があります。

あ!あと発情によるものは、しょうがないのでそうっとしておいてあげるという意味でなら無視をするということになるかもしれません。

あともう一つ!

迎えたばかりの子犬に関しては、初日などに甘え鳴きをすることもありますが、初日の子犬は多くのストレスがかかっていて体調も壊しやすいので、眠らせるためにも無視をする(そうっとしておく)ことが良くなります。

この2つは、どちらかと言えば、無視をするというよりもそうっとしておく方が良いということです。

甘え鳴きの対処法で良く言われる無視ですが、逆を言えば、いくつかあった理由の中で、無視をしても良いのはわがままを通すための要求だけなんですね。

それにわがままを通すための要求は、甘え鳴きというよりも吠えて主張することが多いので、要求吠えのカテゴリーに入ることの方が多いです。

無視をするときの注意点として、無視をするといったん甘え鳴きがひどくなることを覚悟してもらうことと、絶対に屈しない強い心を持つことが必要となります。

犬は自分の行動から引き出される経験によっていろいろな学習をするので、吠えを無視するときもそうなんですが、その行為をエスカレートさせて様子を見ます。

だから甘え鳴きも無視をして対処すると、どんどんうるさい甘え鳴きになっていきます。

そこで屈して要求を通してあげてしまうと、犬は「うるさく甘え鳴きをすると良いんだな!」と学習するので、次回からはどんどんうるさいほど甘え鳴きをするようになります。

犬も甘え鳴きを続けると、ストレスもかかりますし、喉にも負担がかかるので炎症を起こしてしまう場合もあります。

特に子犬の場合は、受け続けるストレスによって抵抗力が下がって病気に感染しやすくなったり、食欲が落ちて十分な栄養が摂れなくなったり、下痢をして低血糖になってしまうなどの危険もあります。

無視をする場合は、安易に無視をせずに子犬の場合は特に無視をするのが正しい状況なのかを確認して、正しいと判断をしてから行ってもらう方が安全です。

天罰方式でやめさせる

私的には、あまりお勧めしたくない対処法になります。

天罰方式は、犬が正しくない行動をとっているときに、犬に気がつかれないようにビックリするくらい大きな音を出して、その行動をすると嫌なことが起こるんだよということを教える方法です。

天罰方式は効果が高い方法ではあるんですが、無視をするよりも犬にとってはハードな方法ですし、タイミングを逃したら効果がなく、音を出すところを見られたら信頼関係に傷がつく恐れのある難しい方法です。

天罰方式を使うときは、間違いなくわがままを通す要求である必要がありますので、見極めをしっかりしてください。

音楽をかける

愛情欲求によるものや恐怖・不安によるものの場合は、試してみてもらいたい対処法です。

人間同様、犬にもリラックスする音域というのがあるので、ゆったりとリラックスができる音楽を流しておいてあげることで、落ち着き甘え鳴きをしなくなることがあります。

もしくは、普段からテレビを必ずつけているとか、家族がにぎやかでいつも話し声が聞こえているご家庭などは、急にしーんとした時に犬も不安を感じることがあるので、いつもつけているテレビをつけて置いたり、ラジオを流しておくことが良い場合もあります。

私の知り合いで、子犬の時にどうしても数時間お留守番をしていてほしいことがあって、あらかじめ自分の声などを録音しておいて繰り返し流れるようにしておいたという方もいました。

落ち着かせる、不安を取り除く、恐怖を感じないようにする、寂しさを紛らわすといった効果が期待できるので、普段から愛犬が好むのはどんな音楽か?など色々なシチュエーションで流すと良い音を検討しておくと良いと思います。

湯たんぽなどで温める

犬も寒いと寝つきが悪くなってなかなか眠れない不安を感じたり、人恋しい気持ちが募るものです。

温かくすることで、心を落ち着ける効果があるので湯たんぽで温めることも試してみてほしい対処法です。

ただ、犬も低温やけどをするので、熱いお湯は避けて、湯たんぽには何重にもタオルを巻いて温かさを調節してください。

クレートトレーニングができている場合は、冬の寝床はクレートにして下に毛布を敷き詰めて、ほんのり温かい湯たんぽを用意してあげると快適な環境になります。

冬の夜などに甘え鳴きをする場合に効果を発揮する対処法です。

タオルをかけるなど暗くする

子犬の場合は、多くの睡眠時間を必要とするため、昼間でも眠る時間があると思いますが、なかなか寝付けなくて甘え鳴きをしているときなどは、タオルをかけて外の世界を見えなくして暗い環境にしてあげるのは効果がある対処法です。

昼間に子犬の甘え鳴きがうるさい場合は、トイレをさせた後にしっかりと遊んだり、お散歩をしたり、ご飯を食べさせたりなど必要なことが終わって飼い主さんの愛情も伝えられたら、ハウスに入れてタオルでおおってしまうと良いです。

愛情欲求や運動欲求などが満たせていると、たいていの場合は甘え鳴きをしませんが、例え鳴いたとしてもその場合はそのまま様子を見ていて良いです。

タオルをかけるなど暗くするとという方法は、ただうるさいから暗くしてしまえば大丈夫という訳ではなく、子犬に必要な欲求を満たすことが前提であり、生活環境を整えることができて初めて効果がある方法です。

甘え鳴きをしたときにしてはいけないこと

甘え鳴きをしたときにしてはいけないことですが、対処法でご紹介したように、甘え鳴きをしたからと言ってやみくもに無視をすることは控えてもらいたいと思います。

無視をすることで効果があるのは、犬のわがままを助長してしまうような要求に関してですから、どんな理由で甘え鳴きをしているのかよく見極めるようにしてください。

その他にしてはいけないこととして

  • 叱る
  • 刺激のあるスプレーをかける
  • 過剰に応じる
この3点もしないように注意をしてください。

叱ることは、飼い主さんとしてしつけをしていると思われるかもしれませんが、甘え鳴きの理由によっては信頼を失ってしまったり、恐怖を抱かせて「甘え鳴き」から「吠える」に事態を悪化させてしまうかもしれません。

また怒っている気持ちを伝えようと、犬の目をじっと見つめて叱ることも、犬にしたら敵意を向けられている行為なのでよろしくありません。

「犬がいやがることをして、その行動をしてはいけないことを教える」という方法から、お酢を何倍もに薄めた液をスプレーに入れて、甘え鳴きをしたら犬の鼻先にシュッとスプレーするという方法を紹介しているサイトもあります。

でも、これも犬の気持ちを考えていないうえ、嗅覚が優れている犬にとって少しでも体にかかったら長い間刺激週に苦しめられる方法ですから、体罰と同じだと言えます。

過剰に応じるというのは、甘え鳴きをしている犬に向かっておろおろして心配したり、鳴いていてかわいそうだと思って抱き続けるといった甘え鳴きに対して極度に甘やかせることです。

犬は飼い主さんがどんな行動をするのかとても良く見ていますし、覚えています。

その飼い主さんの行動によって、自分が心地よくできるにはどうしたらいいか?と学習していることを忘れずに冷静に接するように心がけてもらえればと思います。

夜に甘え鳴きをする理由とその対策

夜になると甘え鳴きをする子犬というのは少なくありません。

老犬は、夜に不安を感じやすくなるため夜鳴きと言われる状態になることが多い傾向にあります。

夜に甘え鳴きをする理由も先ほどご紹介した理由とあまり変わりありませんが、家の中が静かになり、真っ暗になってしまうことから昼間よりも不安な気持ちが増すことが考えられます。

日中に、愛情欲求や運動欲求が満たされていなかった場合も、夜にそのストレスを発散するかのように甘え鳴きをしますので、イヌバーシティで解説されているように正しく接して正しく遊ぶことが夜の甘え鳴きをさせないための重要ポイントです。

子犬が夜に寂しがって鳴くようなら、子犬をクレートで寝かせるようにして、そのクレートごと飼い主さんの寝室に持っていってあげると、人の気配を感じられるので安心して甘え鳴きをしなくなることがあります。

夜の甘え鳴きで注意したいところは、夜の甘え鳴きを増やしてしまうと、泣き方が遠吠えに近くなったり、まさしく遠吠えになってしまうことがあります。

遠吠えは寂しさからする場合と、外の音に反応している場合の2種類があります。

遠吠えを始めたら、犬の気持ち良いと感じるところをゆっくり撫でて「落ち着いて大丈夫だよ」と伝えたり、外の音が聞こえないようにカーテンを遮音カーテンに変えるなどしてもらえると遠吠えをしなくなることが多いです。

昼もそうですが、夜の甘え鳴きに対しては、いけない!と強硬な姿勢で対応するよりも、寄り添う気持ちを持つことも必要です。

理由によって対処法が変わることはお分かりいただけたと思うので、寄り添う気持ちを持ちつつ、飼い主として毅然とした対処が必要であれば心を強く持って無視をするというのが甘え鳴きに対して効果のある接し方になります。

最初にご紹介した根本的な対策については、ちゃんと知らないと難しい部分もあると思うので、ぜひ信頼できるしつけ方法を一つ選んでしっかり実践してもらえればと思います。

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