ワンコ先生

この記事に書かれていること
子犬の飼い方~共働き夫婦が注意すべきこと
共働きをされているご夫婦やカップルで、子犬を飼うことを検討されている方がご覧いただいているのだと思います。
もしくは、もう子犬と一緒に住み始めているかもしれません。
たぶん、共働きなので子犬と接する時間が短くなってしまうことで生じるお留守番問題やちゃんとしつけができるかなどに不安を感じていらっしゃるのではないでしょうか?
ここでは、子犬の飼い方として共働きで飼う時にしつけの基本となる重要な考え方をご紹介していきます。
これからトイレトレーニングや留守番のさせ方、ハウストレーニングやお散歩、といったしつけをする場面が多くなります。
その時にこの基本的な考え方について知っておかないと、どんなしつけをしても間違えた方向に行きかねないので、ポイントを押さえておきましょう!
コラム~子犬のしつけの考え方とは犬を飼ったら犬に人間社会で楽しく一緒に暮らすためのルールを教えてあげないといけません。
これが犬のしつけといわれているものですが、犬にはたとえばトイレで排泄をしないといけないという概念はありません。
特に子犬は、まだ経験値も真っ白で何もありませんし、本来なら母犬や兄弟犬から受ける犬社会の教育も不十分な可能性があります。
子犬のしつけの考え方として、しつけとは子犬に人間の都合で言うことを聞かせるということではなく、人間社会で共存していくためにする行動ができるように導いていくことになります。
子犬に人間社会のルールを教える(しつける)のは、やはり時間がかかるものです。
でも、共働きだとお仕事で家を留守にする時間がどうしても長くなってしまうので、少し根気強く教える必要が出てきます。
時間がかかってしまうのは仕方のないことなんですね。
ただ!
ご夫婦が同じ認識の下で、正しく子犬にしつけを行っていくと、しつけがスムーズにはかどり、しつけにかかる時間も大幅に短縮することができます!
子犬にはどうやって接していくと、こちらのしてほしい行動ができるようになるのかその「正しい方法」を知るということです。
その正しく導いていく方法を知れるのが、イヌバーシティ~いぬ大学~というしつけ術です。
このしつけ術をご夫婦そろって実践していくと、子犬といられる時間が少なくても大丈夫!
私も10年以上前から犬のしつけ問題に関するサイトを運営していますが、どうしても断片的な情報しかお伝えできないんですね。
このようにネット上の断片的なしつけ方法だと、その問題にピンポイントの解説になるため、根本的な犬と信頼関係を築く飼い方が不足してしまいます。
しかし、子犬の時期に適切に指導をすれば、早く吸収するのでしつけの時間が時短できますし、あとで問題行動を起こしにくいいい子に育てることができます。
特に共働きで子犬を飼うなら、限られた時間を効率よく使って子犬のしつけをする必要があると思います。
子犬の飼い方を間違えないためのポイント
子犬は可愛さが半端ないので人間目線でついかわいそうに感じたり、まだ赤ちゃんだから仕方ないと多めに見てしまいがちです。
子犬の飼い方で一番大切なのは、子犬にしてほしい行動がとれるようになるために導いていくことです。
それには、やってほしい行動ができたときは子犬にわかるように褒めることが最も重要です。
ここで間違えやすいのが、特に女の人の怒った時の声も、子犬の取り方によっては飼い主が反応してくれていると喜んでしまうことです。
例えば、子犬がおしっこを漏らしてしまったときに、「あ~もう~こんなところでしちゃだめでしょ!」なんて言っちゃいませんか?
これ、子犬によっては「飼い主さん喜んでくれたのかな♪」と思うことがあります。
特に、共働きでお留守番が多い子犬にとっては、飼い主さんが反応してくれることがとてもうれしいんですね。
あなたが気付かないうちに子犬に誤解を与えているかもしれません。
子犬に褒められたと伝わるように褒めかたは、子犬の性格にもよるので若干違いがでてきます。
あなたの子犬に伝わる褒め方を研究していきましょう!
なぜ共働きで子犬を飼うために正しいしつけが必要なのか?
イヌバーシティ内でしほ先生が子犬の飼い方についてこうおっしゃっています。
そういう「子犬を従わせる」という考え方ではなく、子犬にとってうれしい経験などを通して、子犬が自分から正しい行動を選べるように教えてあげるものなんです。
※そのまま掲載できませんので、意味が変わらないように一部をかえてご紹介しています。
私たちはどうしても、トレーニングやしつけという言葉を使うことで、子犬に対して自分たちの言うことを聞かせなきゃいけないものでそれがしつけだと思っている部分があります。
でもそれでは、根本的な犬との信頼関係を築くことができにくいんですね。
しつけが行き届いたお利口さんな犬というのは、飼い主さん(人間)はどうすれば喜んでくれるか?というのをちゃんと考えて行動ができている犬のことです。
こちらが言うことを聞かせるのではなく、犬が自ら飼い主さんが望んでいる正しい行動を選ぶ姿が正しい人間と犬の関係です。
子犬の頃に私達が正しい子犬の飼い方を知っているのと知らないのでは、今後の犬との生活が本当に全く違ったものになります。
犬はあっという間に成犬になりますから、その時に問題行動に悩まされ、仕事で疲れて帰ってきてからしつけをし直すというストレスを抱えることになってしまいます。
共働きで時間がないからこそ、子犬の飼い方には十分気をつけていただきたいと思います。
共働きで時間がなくても通勤のすきま時間で見れるイヌバーシティの公式サイトはこちら>>
子犬の飼い方体験談集~共働きの場合~
それでは先輩の共働き飼い主さん達が子犬の飼い方についてどのようにしていたのか、体験談をまとめてみます。
苦労されていたことや重要だと思ったことなどもアドバイスしてくれているので大変参考になるんじゃないでしょうか。
そのままは乗せられませんので、意味を変えないよう編集させていただきます。
- 生後三か月で飼い始めましたが、初めのうちは本当に苦労の連続でした。成犬の食事は1日に2回で良いですが、子犬のうちは3~5回だったので、どちらかが仕事を調整して早く帰ってあげていました。
トイレも一緒にいて教えてあげられないので、最初のうちは糞尿にまみれて…当時は夫婦そろってストレスがたまっていたと思います。5か月を過ぎるころから食事も少なくなり苦労が激減しました。 - うちも生後三か月で子犬を飼いました。うちはブリーダーさんから購入したので、ブリーダーさんがトイレを教えておいてくれましたが、食事は問題でしたね。仕事の調整ができなかったので、自動で給餌する装置を買ってあげるようにしました。安いものもありましたが、内はスマホで遠隔操作できるもの(カメラも付いていました)にしましたが、これはおすすめできるものでした。
- うちも共働きで子犬を飼いましたが、犬種選びが重要だと感じました。お留守番が得意な犬種と不得意な犬種があるので、ペットショップで一目ぼれして購入する方法はダメだと思います。しっかり犬種を考えて飼い始めないと、飼い主も犬もストレスのたまる生活になると思いました。
- うちは家族全員が働いていましたが犬を飼っていました。夕方まで一人でお留守番をさせていましたが、今思うとかわいそうだった気がします。まして子犬の場合は目が離せない時期でもありますし、今後の性格形成にも影響が出るかもしれませんので慎重に考えられたほうが良いと思います。
- うちは家族全員が働いていましたが犬を飼っていました。夕方まで一人でお留守番をさせていましたが、今思うとかわいそうだった気がします。まして子犬の場合は目が離せない時期でもありますし、今後の性格形成にも影響が出るかもしれませんので慎重に考えられたほうが良いと思います。
- うちは生後二か月で子犬を飼いました。初めの1か月は世話としつけのためにどちらかが休暇を取って必ず一緒にいるようにしていました。最初のうちは覚えさせることも多いですし、食事も排泄も多いので、どちらかが傍にいてあげなくちゃと思っていました。うちはどうにか1か月でお留守番が7~8時間はできるようになってくれました。
- うちも共働き家庭で生後40日の子犬を飼うことになりました。うちの場合は自営業でしたが、仕事の時間がある程度自由になるまでは子犬を我慢し、子犬が来てからは仕事をしばらく休みました。何か月の子犬を飼うかにもよりますが、食事の時間や栄養、衛生面もちゃんと世話をしないと子犬の成長に支障が出るかもしれません。
共働きの場合は、ご夫婦がしっかりと協力して子犬の世話をしないとかなり大変なようです。
どちらか一方に負担が続くようだと、生活全体や夫婦間にも支障が出てしまう場合がありますし、子犬にも影響が出てしまいます。
共働きの先輩飼い主さんもおっしゃっていましたが、犬種選びや月齢も考慮しないと、犬の負担も大きくなってしまいますので注意が必要です!
※共働きで子犬を飼う場合のオススメ犬種もあとでご紹介します。
また、夫婦で手分けをしてお世話をすることになるので、子犬に対して同じ考え方や接し方、しつけ方をしていかないと子犬が混乱するのでしつけが思うようにいかなくなります。
共働きでは時間も限られていると思うので、電車移動中やちょっとしたすきま時間でスマホから見ることができるイヌバーシティはとくにおすすめです。
お留守番中の犬の気持ち~やっぱり寂しいの?
犬にお留守番をさせるのはかわいそうなの?
犬にお留守番をさせるのは、本当はそれほどかわいそうなことではありません。
犬は昔から人間から与えられた役割をこなす時以外は待機をしていたので、待つことが出る動物です。
ですから、お留守番をすることは特にかわいそうなことをさせているのではないのですが、その中でもいくつか注意しないといけないことはあります。
注意が必要な点
- 途中からの環境の変化
- 一緒にいる時のケア
- お留守番の環境
- 体調の変化を見逃さない
具体的に何に注意が必要なのかを見ていきましょう。
途中からの環境の変化
子犬の場合は、できれば最初の2か月は一緒にいて色々と教えることが望ましいです。この2か月のうちにトイレのトレーニングも覚えさせることができます。
しかし、この間も子犬にべったりとくっついているのではなく、子犬がゆっくりと一人で寝ている時間が多いんですね。
子犬が寝ている間はそっとしておいてください。
飼い主さん達も、この間に子犬のことを勉強してどんな風に伝えればしつけがスムーズにできるのかを学んでおくのがベストです。
そうすれば、2か月後にお留守番が長くなっても大丈夫な場合が多いです。
ただ、ここで言う環境の変化というのは、何年も昼間一緒にいたのに急に毎日長時間のお留守番をしないといけない生活になった場合です。
途中から共働きが始まり、家に誰もいなくなるとやはり犬も困惑します。
途中から共働きになる場合は、早めからお留守番に慣れさせていくようにしたほうがいいでしょう。
一緒にいる時のケア
犬は飼い主さんが帰ってきたら大喜びする場合が多いです。そんな愛犬の姿を見たら飼い主さんもテンションが上がって犬と触れ合ってしまうかもしれません。
でも、その方法はあまりよいとは言えない行動です。
なぜかというと、犬を興奮しやすい性質にしてしまうからなんですね。
犬は興奮すると我を忘れて飼い主さんの声や態度もわからなくなってしまいやすく、しつけたことも忘れて大暴れしたりします。
ですから、飼い主さんは正しい行動で犬と接し、お留守番できたことについて正しく褒めてあげる必要があります。
飼い主さんに正しく褒めてもらうことで、犬は自分の役割をできた達成感も得られますので、しっかりと褒めてケアをしていきましょう。
お留守番の環境
犬は縄張りを守る動物です。
犬種によっては、その縄張り意識が非常に強い犬種もあります。
そんな犬にとって、窓の外がよく見えて外の様子が感じとれる環境でお留守番をしたら、吠えるなという方が無理があります。
また、お部屋の中を放し飼いにしていると、お部屋全部が縄張りになり、守らなきゃいけない所が広くなってしまいます。
これじゃ犬も落ち着けないですよね。
今までどんな環境で過ごしていたかにもよるんですが、もしまだ子犬だったら基本的にクレートにいることが安心できるようにしておいてください。
そうすれば、犬はお留守番中はクレートというせまい縄張り内でゆっくりと時間を過ごすことができます。
体調の変化を見逃さない
お留守番が多い犬の一番気をつけたいところが、体調が悪い犬の様子に気付けないことです。
ただでさえ、犬は体調が悪くてもそれを隠そうとします。これは本能なので仕方がありません。
一緒にいる時間が長ければ、「あれ?なんか違う」「いつもと様子が変」と気づけますが、そもそもその「いつも」がわからなかったり、忙しくて見逃したりと変化に気付くのが遅れがちになります。
毎朝、全身を触って健康チェックは欠かさないようにし、少しでもおかしなことに気付いたら早めに動物病院へ受診するようにしてください。
共働きで飼うのにおすすめの犬とは?
もちろんどの犬種もしつけ次第でお留守番ができる子にはなれますし、家の広さや周りの環境などが違いますので参考ということでご覧ください。
共働きといっても、仕事の長さによって犬と一緒にいれる時間も違ってきます。
中型犬や大型犬は、豊富な運動量を必要とする犬が多いので、今回はお散歩の時間が長くとれないと考えて、中型犬や大型犬は外します。
BESTと書きましたが、どれが1番良いということは難しいので、それぞれの犬種の性格や特長、お手入れについてもご紹介しておきます。
- チワワ
- シーズー
- 狆(チン)
- コッカースパニエル
- パピヨン
チワワの飼い方や性格、お手入れや注意点
チワワは猫のような性格のマイペースドッグです。
とても遊び好きではありますが、その反面怖がりで用心深いところがあります。
飼い主に甘えたかと思うとそっけない仕草をすることもあり、成犬になると一人ぼっちでお留守番することも平気な犬種です。
運動量は10分程度の運動を一日2回で良いというのも共働きさんには向いているところです。
毛質はロングとスムースの2種類があり、ロングの方がお手入れに時間がかかります。
ただ、この小さい体ゆえ骨折やケガをすることも多く、室内でもちょっとした段差などでも起こりうるため注意が必要です。
シーズーの飼い方や性格、お手入れや注意点
飼い主さんのことは大好きで初心者向けの犬ですが、時おり自尊心が強くて頑固になる一面もあります。
運動量は10分程度の運動を一日2回で良いのですが、あまり訓練をされることを喜ばない傾向にあります。
長い被毛が特徴的ですが、目に入ると眼疾患を患うため一般的には短くカットしておきます。毎日のブラッシングが必須になりますのでお手入れには少し時間がかかります。
狆(チン)の飼い方や性格、お手入れや注意点
運動量は10分程度の運動を一日に1回でかまわないというのも忙しい人向けです。
抜け毛や体臭も非常に少ないまさに室内飼いのための犬種ですが、鼻先が詰まっているため体温調節が苦手なので、留守中の空調管理はしっかりする必要があります。
コッカースパニエルの飼い方や性格、お手入れや注意点
知的でトレーニングの飲みこみも早いのでしっかりとしつけができれば我慢強くお留守番もできる犬種です。
ただ運動量は狩猟犬だったため若干多く、30分程度の運動を2回する必要があるため、毎日の散歩に時間がかかるかもしれません。
耳が垂れている上耳に長い飾り毛があるため、耳の汚れのお手入れなどが必要になります。
パピヨンの飼い方や性格、お手入れや注意点
良く吠える犬のイメージがあるかもしれませんが、それは飼い主が甘やかしたからで、本来は穏やかで我慢強く知的な犬種です。状況判断もできる犬なので、しっかりしつけをするとわがままな性格にはなりません。
運動量も一日20分程度の運動を一日1回で大丈夫です。
被毛が長いため毎日のブラッシングはしっかりとしてあげましょう。
共働きで飼うおすすめの犬種にあげられる事も多いです。
確かにトイプードルは賢いですし、初心者向けの犬と言われています。
ただ性格的に見ると、大きなスタンダードプードルなら落ち着きがある犬種ですが、小さく改良されていくにつれて甘えん坊さんの性格が強くなっているんですね。
特に一番小さいトイプードルは家族が大好きな甘えん坊さんな性質が強く出ている犬種です。
※ティーカッププードルは未公認の犬種なので除外します。
また、毛がクルクルとしているので抜け落ちている毛が少ないだけで、その分ブラッシングなどのケアもしっかりとしないといけない犬種ですので、今回はランキングに入れませんでした。
共働きの子犬の飼い方アドバイス集
- 犬を飼うときは、基本的に犬の生活に人間が合わせるのは良くないです。犬を主体としては不都合が出てきますので、犬主体ではなく人間主体の生活にすることを忘れないようにしたほうがいいです。
ただ、子犬の場合は必要なお世話だけでも多いので、夫婦でちゃんとお世話をこなせるのかよく話し合ってください。 - 子犬から飼いたい気持ちはわかりますが、月齢が低い子犬ほど問題が多くなるのも事実です。子犬の生まれ持った性格もありますので子犬選びは慎重にしてください。
- 私は共働きで子犬を飼い始めたいと思ってから、ブリーダーさんを探しました。ブリーダーさんに共働きなことと自分たちの生活スケジュールを告げて、お世話の方法を具体的に教えていただきました。おかげで問題も起きにくかったです。
- うちは子犬をブリーダーさんから迎えました。共働きだと話すと、トイレのしつけまでしてくれたのがありがたかったです。また、お留守番ができる月齢まで見てくれてから引き渡してくれたので、その点もとても助かりました。
- 1週間お休みがあったのですぐに迎えようと思いましたが、そのあと忙しい日が続くので迷っていました。ペットショップだと、買ったらすぐに連れてこないといけないのでブリーダーさんを探して相談しました。
1週間じゃしつけはできないし、そのあとの忙しい日の負担が大きくなるなど、ちょうど良い日を一緒に考えてもらえてよかったです。
共働きで犬を飼うコツ
飼い主も犬も双方が幸せに生活できることが一番なので、参考にしてね
ペットショップではなくブリーダーから
先ほどのアドバイス集にもありましたが、共働きで子犬を飼いたい場合は、ペットショップよりも具体的に相談に乗ってもらえるブリーダーさんがおすすめという意見が多いです。
ブリーダーさんだと、お留守番に向いていそうな性格の子犬を選んでもらえるというのもメリットになるでしょう。
お迎えの日も、忙しい時期ではなく少しまとまった休暇が取れるまで待ってくれたり、トイレのしつけを済ませておいてくれることもあります。
予定や事情をブリーダーさんに伝えて一緒に考えてもらえるようなところを探すのは良いと思います。
ただ、ブリーダーさんによっては、共働きで子犬を飼うというとお断りされる可能性もあるので、それも覚悟の上でじっくりと子犬を探したほうがよさそうです。
月齢はなるべく経った方が良い
これはお世話の面からもしつけの面からも体調管理の面からも月齢がなるべく経った犬を迎える方が良いです。
生後3か月くらいの子犬だと、体もまだまだ弱くて免疫なども低いので、急に病気になる恐れもあります。
子犬から飼いたい気持ちはわかりますが、共働きの場合は成犬を飼うという選択肢も考えてみてください。
食事も2回で良いですし、しつけができている犬を選ぶとずいぶんと負担が軽くなります。
犬に愛情がわかない場合の記事でもご紹介しましたが、犬は老犬になっても人間を記憶し愛することができる動物です。
大人になっていても、愛情を持って接すれば愛情を持って返してくれるので子犬にこだわる必要はないことも覚えておいてもらえればと思います。
共働き飼い主さんの1日のスケジュール
これは共働き飼い主さんの1日のスケジュール例ですが、あくまで例として挙げるならこんな感じとして見てください。
だいたい時間は決まった生活になると思いますが、あくまで人間主体の生活リズムになるように心がけましょう。
例えば子犬でも6ヵ月を過ぎて食事が2回で済むようになったら、まず始めに犬の食事からというパターンに決めてしまう必要はありません。
犬との時間や遊ぶ時間に健康チェックやお散歩、ケアの時間が入ります。
共働き夫婦の子犬の飼い方~大切な心構え~
共働き飼い主さんの子犬の飼い方をご紹介していきました。
一番大切な心構えとしてお伝えしておきたいのは、やはり正しく子犬を知り、最初から間違えないで夫婦で同じようにしつけをするということです。
子犬のうちは覚えが良いので、間違えたしつけをするとそれもちゃんと覚えてしまいます。
また、夫婦で違う方法で教えると犬も混乱するばかりか、その後の問題行動に繋がることが目に見えています。
一度問題行動を起こすようになると、しつけ直しをすることになりますから、時間も精神的な余裕もどんどんなくなっていきます。
どんなにかわいいと思っていた子犬でも、ストレスがたまると心の余裕がなくなって愛犬に愛情がわかないと悩むことになりかねません。
できるだけ効率よく、短時間で、コスパも良く、しつけをしてあげるためにも早い段階から正しいしつけの方法を知ってもらえればと思います。