犬が特定の人を噛む理由を徹底解明!噛み犬を直すマル秘対策方法!

犬 特定の人を噛む

エリちゃん

うちの子は私のことは噛まないんですが、家族の中の特定の人に対してだけ噛んでしまいます。なぜ特定の人だけを噛むんでしょうか?直すことはできますか?

わんこ先生

人を噛んでしまう状況は放置しておけませんね!犬が特定の人を噛む理由やどんな原因で噛むのか犬の気持ちを推理していきましょう!噛み犬を治す方法もご紹介しますね!

犬が特定の人を噛む理由は?

家族みんなで犬を飼っている中で、決して噛まない人がいる一方、特定の人だけが噛まれてしまうというお話は意外とよく聞きます。

犬が特定の人を噛む理由を大きく分けると

  • 犬のパーソナルスペースに入るから
  • 犬との間に主従関係が築けていないから
この2つをじっくりと考える必要があります。

まず犬のパーソナルスペースに入るからというのは、犬が許容できない状態の時に許容できない距離にその人がいるということです。

犬が人を噛む原因は愛情・恐怖・興奮・葛藤など様々な原因があります。

この原因についてはあとで詳しく見ていきますが、犬が噛む特定の人は何らかの原因の中から一つ、あるいは複数の噛まれる原因を持っていて、その状態で犬に近づいてしまうと犬は我慢の限界を超えるので噛んでしまうということです。

犬が噛む特定の人が、噛まれるような原因を持っていたとしても、犬のパーソナルスペースに入らなければ噛まれることはありません。

犬は噛む原因を持っていない人に対しては、パーソナルスペースというものを作る必要がないのでオープンな状態ですが、犬が噛みたくなる・噛む必要がある人に対しては警戒や緊張をしています。

この警戒や緊張の範囲が、犬のパーソナルスペースになります。

警戒や緊張の範囲は、姿が見えただけで飛んできて噛むという場合もあり、犬の性格やその原因によって広かったり狭かったりします。

その原因によって犬が噛まずに我慢できる距離というのがあるので、それを超えて近づかなければ噛まれることはありません。

しかし、同じ家で一緒に暮らしているわけですから、そうそう距離をとっているわけにもいきませんし、顔を合わせないようにもできません。

ですので、噛まれる状況を理解し、犬に噛まれる特定の人はその噛まれる原因を排除しつつ、犬にパーソナルスペースを作らせない、パーソナルスペースに入っていても噛まれないように対処していく必要があります。

次の犬との間に主従関係が築けていないからというのは、家族はリーダーとされている人以外も全員が犬と主従関係を築いておく必要があります。

この場合の主従関係というのは、勘違いされやすいですが上下関係とは違ったもので、犬に主人の傍にいれば守ってもらえるので安心していられると思わせるようにすることです。

よく、犬が特定の人を噛む場合、犬がその特定の家族に対して自分より順位を下に見ているという言われ方をしますが、現在では犬は家族全員に順位をつけているのではなく、その家族と自分の関わりによって犬の行動が決まってくると考えられています

ですから、家族の中で誰か一人が主従関係を築いて犬のしつけをすればよいわけではなく、家族全員が主従関係を築けるトレーニングを犬と一緒に行うことが必要です。

犬に噛まれる特定の人は、今までにそういったトレーニングを一切やってこなかったことで、犬が特定の人との関係を調べる行動をとっている可能性があり、噛むことで試されていることも考えられます。

犬を飼う以上、家族全員が犬についての知識を持って、犬に対する姿勢や接し方、遊び方などを知って理解し家族内で統一しないといけないんですね。

犬を家族として、パートナーとしてかわいがって飼っていると、無意識のうちに犬を擬人化してしまったり、人間の考え方で「愛犬もこう思っているだろう」と思いがちですが、これも犬とその特定の人の関係を間違った方向にしてしまう原因の一つでもあります。

例えば、犬を叱った後に犬がしゅんとした態度で上目遣いで飼い主さんの顔を見上げているときなど、「犬もこんなに反省をした表情をしているから許してあげよう」と思うことがあると思います。

これって実は犬は反省をしているんじゃなくて、恐怖を感じている表情なんだそうです。

犬は過去にさかのぼって考えることをしないので、「さっきやったことは悪かったなぁ」などと反省をすることはありません。

それよりも、怒っている飼い主さんを見て、「怖い顔をしているぞ!これからどうなる?怖いな‥」と恐怖や不安を感じている表情が反省をしている表情に見えるということです。

「犬の学習のしかたを知る・犬との正しい接し方を知る」このような犬という動物を理解して、正しくトレーニングをしつつ、家族全員が愛犬との主従関係を築くことが重要です。

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犬が人を噛むことを矯正しなきゃいけない理由

ある特定の人に噛むだけだから、他の家族が止めたり、噛まれる人が近寄らないようにしたり、ケガをしないように気をつければ、とりあえずは大丈夫だろうと考えてしまったら恐ろしいことです。

飼っている犬に噛まれるというのは、痛い思いをするだけじゃなくて、精神的にもショックを受けてしまう飼い主さんが非常に多いです。

この精神的なショックは、怒りに変わることが多く、痛さもあって噛んだ犬に対して仕返しをしたいという気持ちになることがあります。

怒りに任せてつい叩いたり、蹴ったりという暴行を加えようとしてしまいがちなんですね。

暴行をくわえなかったとしても、自分に対して噛もうと攻撃してくる犬に対して愛情を持つことは困難で、かわいがっていたけど、犬を嫌いになってしまうこともあります。

これでは、犬に噛まれる特定の人も、犬も両者ともに幸せなことではありません。

さらに、人を噛むこと・人を攻撃することに抵抗がない犬は、他の人を攻撃することにも抵抗がないことが多く、散歩中に会う人や、荷物を運んできた宅配業者の人などへも攻撃をする可能性が人を噛まない犬よりも高いです。

他人に対して攻撃し、噛むなどでけがを負わせると問題が大きくなってしまうのはご存知だと思います。

ケガをした人への謝罪だけじゃなく、治療の医療費や交通費も飼い主の負担ですし、仕事等を休んだ分の生活費の保障もしないといけないですし、ケガをした人から慰謝料を請求されることもあります。

愛犬が他人を噛んだことで裁判になるケースもたくさんあります。

このような大問題にならないためにも、人を噛むことは直しておかないといけないものです。

あとで、犬が特定の人を噛む「噛み方の種類」をご紹介していきますが、ピンポイントの対処法とともに、犬があなたたち家族の元で安心して恐怖を感じないでストレスもない状態で生活できるようになる根本的な対策をとる必要があるのはお分かりいただけると思います。

その根本的な対策というのが、犬という動物を理解し、家族全員がしつけを通して犬と主従関係を築くことになります。

犬が特定の人を噛む時の「噛み方の種類」とは?

子犬の甘噛み

犬は遊びや攻撃・防御という目的で噛む行為をしますが、噛み方にも種類があります。

犬がどんな気持ちから噛むのか?というところでそれぞれ噛み方に種類があるんですね。

犬が特定の人を噛む時の噛み方の種類は以下の犬の気持ちで違ってきます。

  • 愛情の噛み
  • 恐怖の噛み
  • 興奮の噛み
  • 葛藤の噛み
  • 大切なものを守る噛み
犬が特定の人を噛むのは、上記のほか縄張り意識の噛みの可能性もありますが、縄張り意識が原因の噛みはその縄張りに入った人すべてが対象となるので「特定の人」というのが今回の趣旨なので外しておきます。

それではそれぞれどんな噛み方になるのか1つ1つ見ていきたいと思います。

愛情の噛み

愛情から特定の人を噛む行為で、これはむしろ愛犬から大好きだと思われていて、家族の中でも一番甘えたい・遊びたいと思われていることが考えられます。

<じゃれ噛み>

気を許した人に対して、プロレスごっこのような遊びの延長で噛んでしまうことです。ただこの噛み方は加減をしないで噛むことが多く、ケガになることも多い噛み方です。
子犬から若い成犬に多いです。

<親愛噛み>

好意のある人に対して親愛の気持ちを表したい時、前歯だけを使ってまるで毛繕いをしてあげるかのように軽いタッチで噛む噛み方です。
子犬からシニア犬まで全年代の犬が行う親愛の行動です。

恐怖の噛み

犬が特定の人に対して恐怖を感じているときに、犬の許容できる距離より近づかれたとき、追い払いたいという気持ちで攻撃します。

  • 叩く・物を投げつけるなどの暴力を振るったことがある
  • 悪気はなかったけど足やしっぽを踏んだことがある
  • 犬がトラウマになるような驚かし方をしたことがある

このように犬にとって強い恐怖を感じたとき、特定の相手に対して噛むようになります。恐怖を感じている場合は、噛む前におびえたような前兆行動を見せることが多いです。

興奮の噛み

これは犬が興奮した時に近くにいる人が噛まれ安い噛み方になります。興奮と言っても感情が高ぶった興奮というよりも瞬間的な興奮になります。

<びっくり噛み>

犬が何かに集中しているときに、不意に近くで気配が変わったりしたとき、びっくりしてパニックに近い状態で近くにいる人を噛む噛み方です。
愛犬の世話をあまりしないで外出が多い家族など、犬にとってあまり気になる存在でない人が何も言わないで急に体を触るなどしたときにもびっくり噛みをすることがあります。

<八つ当たり噛み>

警戒している、あるいは攻撃したいという対象物に、物理的に手が届かない(近くに行けない)状態の時、近くにいる人を攻撃することがあります。
一緒にお留守番をすることが多い人などが八つ当たり噛みをされやすいです。

葛藤の噛み

犬がしたいのにできないとか、したくないのにさせられるといった葛藤をすることがあると、葛藤させられる人に対して噛むことがあります。いつも葛藤させられると犬が思った人は特定の人になって攻撃をされやすくなります。

<ストレス噛み>

犬に対して一貫性のない態度で関わる人は犬にとってストレスの対象になります。犬に八つ当たりして機嫌の悪い態度で接したり、犬が何が悪かったのかわからない状態で叱るなど、犬にとってその人の行動によってストレスがたまるようになると、噛むようになります。
心の病気に最も近い状態です。

<不快噛み>

犬がされたら不快だと感じることをしたときに抵抗して噛む噛み方です。噛む強さは犬と特定の人の関係によって変わります。かじって抵抗しているくらいから、唸って威嚇したあとに数回軽めに噛むなど色々なパターンがありますが、比較的軽く噛むことが多いです。
嫌いなお世話(お風呂・散歩後の足ふき)をされた後や、犬を長時間撫でたり行きたい場所に行かせないなどをされたときに噛むことが多いです。

<要求噛み>

犬が要求したいことを噛むことで通ったことがある経験をした場合、噛んで要求を通そうとするようになります。また要求を通した成功体験があるのに、いつまでも要求が通らないことにイライラして噛む噛み方です。
飼い主さん側は要求を通したという意識がないこともありますが、犬としては自分の要求を通す相手を特定の人として狙うこともあります。

大切なものを守る噛み

犬が大切にしているものを良く取り上げたり、持っていってしまうことが多い人に対して、大切なものを守ろうとして噛むようになることがあります。おもちゃや飼い主さんの衣類など、犬によって大切だと思うものは違いますが、ゴミかと思ってしょっちゅう捨ててしまう人や、犬がくわえているものを何度も取り上げる人などが特定の相手となって攻撃されやすくなります。
食べ物に関しても大切なものとして認識されやすく、食べている時に近寄ったり、食器に触ろうとすると取り上げられると思って攻撃することが多いです。

エリちゃん

犬が家族内の特定の人に噛む理由というかきっかけとなることってたくさんあるんですね~!知らずにやっていることも多そう・・・

わんこ先生

愛犬も家族の一員と思っていると忘れがちですが、そもそも人間と犬の考え方は違うことを知っておく必要がありますね。それでは次に噛むことを犬にやめさせるにはどんな方法があるのかご紹介していきましょう。

犬に特定の人を噛むことをやめさせる対処法

ペットの世話

犬に特定の人を噛むことをやめさせるためには対処をしないと勝手に噛まなくなるということは難しいと思ってください。

最初にご紹介した、主従関係を築くトレーニングも対処法として有効なんですが、噛む犬に対してしょっちゅう噛まれている人がトレーニングを行う場合は、できればイヌバーシティの攻撃的な犬に対するトレーニングを見てから行っていただきたいと思います。

主従関係を築くトレーニングは、力で犬を抑えつけたり、力任せにホールドしたりは絶対にしません。それをしてしまうと信頼関係が悪化してしまうので、正しい主従関係を築くことがどんどん難しくなります。

しかも、噛もうとしている犬相手にトレーニングをすることは正しい方法を知らないで行うと危険なことでもありますし、何度も失敗してしまうことも避けたいところです。

イヌバーシティでは、攻撃的な行動をとっている犬を使って解説してくれているので、コツやポイントがわかりやすく、暴れられた時などもどう対処すればよいのかわかりますので正しいやり方を知ってからトレーニングをするようにしてもらえると安全で安心です。

>>イヌバーシティの公式サイトへ行ってみる

主従関係を築くトレーニングはとても大切な対処法ですが、まずはいくつかやってみてもらいたいことがあります。

  • どんな時に噛まれるのかを検証する
  • 噛まれる状況をつくらないようにする
  • 犬への接し方や考え方を勉強する
  • 噛まれて怖いと感じてビクビクしてしまうことを減らす
  • 家族全員で犬に対する姿勢やコマンドを一致させる
家族であるあなたの愛犬が、噛むという行動で何を伝えたいと思っているのかをまずは理解していくことが非常に重要です。

大きなポイントでもあるので、これらも1つ1つ解説をしていきたいと思います。

どんな時に噛まれるのかを検証する

特定の人が犬に噛まれるときのパターンをなるべく詳しく書き出してみてください。

いつ?
  • 食事の前や最中
  • 散歩の前や後
  • 誰かと話している最中 など
どんな時?
  • 近づいたとき
  • 撫でたとき
  • お手入れをしたとき
  • 目があったとき
  • ソファーに座ったとき
  • 抱き上げたとき など

近づいたときならどれくらいの距離まで近づいたか?とか、どれくらいの時間撫でていた時か?、どんなお手入れをしたときか?といった、できるだけ細かい部分まで思い出して書いてください。

また、

  • 噛む前に唸る・鼻にしわを寄せるといった威嚇の行動はあったか?
  • しっぽの位置は後ろ足の間などの低い位置だったか?
  • 何か手に持っていなかったか?
  • 香水や整髪料をつけていた、湿布薬を貼っていたなど強い臭いを発していなかったか?
  • 雑な遊び方をしていなかったか?
  • 犬に対して悪ふざけや面白がってかまうことは無いか?
  • 大きな音をさせることが多くないか?
というところにも目を向けてみてください。

噛まれる状況をつくらないようにする

犬が特定の人を噛む時の気持ちを推理してみます。

まず、犬は非常に恐怖を感じやすく、トラウマになりやすい動物だということを知っておいてください。人間が思うよりも、世界は恐怖と不安に満ちているんですね。

恐怖を感じているときは、逃げようとしたり後ずさりするといったあからさまにおびえている行動のほか、激しい威嚇の行動をすることもあります。

どんな時に噛まれるか検証した時、恐怖以外にも何か思い当たることがあったでしょうか?

体に触られると攻撃するときは

  • 驚かせない 声をかける
  • 嫌がらせない ゆっくりとと慣らす
  • 怒らせない しつこくしない

一緒に遊ぶと攻撃するときは

  • 愛情表現による噛みなら犬の気持ちを受け止めることも必要
  • 興奮による噛みなら、興奮させない・フセをさせて落ち着ける

このように検証した結果と、犬の様子を注意深く見て、噛まれる状況を作らないことが大切です。

犬への接し方や考え方を勉強する

犬は不安や恐怖を感じやすいですし、言葉で気持ちを伝えられないため、私たち飼い主が 犬への接し方や考え方を知る努力をすることが必要不可欠です。

ご相談を受ける時によくあるのが、「抱っこしてあげようとしたら噛まれた」「撫でてほしそうに近寄ってきたからいっぱい撫でてあげただけなのに」といった、「何もしていないのに急に噛む」と困惑されることです。

飼い主を噛む理由という記事でご紹介しているのですが、確かに「噛む病気」である場合は、何もしていない飼い主さんに噛むことがあります。

この病気はスプリンガー・レイジ・シンドローム(突発性激怒症候群)というもので、てんかんの一種・脳の機能障害と考えられていて突発的に近くにいる人を噛むことがある病気です。

ただ、この病気は非常にまれであり、近くにいる人に噛みついてしまうだけで特定の人に噛むわけではありません。

ほとんどの場合、犬は犬なりの理由があって特定の人を噛んでいるので、何もしていないのに急に噛むと思われた飼い主さんは、知らずに犬への接し方が間違えていたり、犬がどう学習しているか知らずに生活をしていらっしゃいます。

また、普段からしつけとしてトレーニングはしていると思っていても、犬に飼い主さん大好き!と思わせる主従関係を築く方法でトレーニングをしていないと、ただ「芸」を教えているだけの場合もあります。

「フセ」と言った時、犬の気分次第でやったりやらなかったりするようだと、芸を教えている状態になっているかもしれません。

家族やパートナーとして犬と生活する以上、人間も犬も快適に生活をするためには、犬という動物を正しく理解する必要があります。

犬への接し方や考え方、犬の学習のしかたや犬との遊び方など、犬への理解が深まるコンテンツが充実している上、良好な主従関係を築くトレーニング方法がわかるイヌバーシティをご検討してみてもらえればと思います。

噛まれて怖いと感じてビクビクしてしまうことを減らす

犬は、私たちの感情を察することができる賢い動物です。

噛まれたときのショックや痛さが強いほど、どうしたって「また噛まれるかもしれない」とビクビクしてしまうのは仕方のないことです。

ただ、犬はそのビクビクしている感情もわかってしまうんですね(´・ω・`)

元気いっぱいの子供のエネルギーに触れると、それだけで犬は興奮しやすくなりますし、ビクビクしている感情が伝わると犬は不安になります。

ビクビクするのを少しでもなくすためにも、先ほどの噛まれるときの検証が大切になります。

噛みやすい状況を避けることで、ビクビクすることも少なくして、できるだけドーンと構えられるようにしていると、犬も安心して落ち着きやすくなります。

家族全員で犬に対する姿勢やコマンドを一致させる

犬に対する姿勢や、ルール、かける時のコマンドというのは家族全員で同じように一致させておく必要があります。

ダメを伝える言葉も、「ダメ」「ノー」「イケナイ」と人によって違うコマンドを使うと犬は混乱してどんな行動をとるのが正しいのかわからなくなってしまいます。

家族の中で、誰か一人だけコマンドがみんなと違っていると、それがその一人だけを噛むことに繋がる恐れもあります。

トレーニングの方法に関しても同じことが言えます。

家族がそれぞれ調べたやり方でトレーニングをしてしまうと、犬にとっては何をしていいのか理解できずに、混乱して集中力も続かなくなり、トレーニング自体を嫌だと感じさせてしまうかもしれません。

嫌なトレーニングを無理矢理させる人に対してストレスがたまり噛むことにも繋がります。

また、欲しがったからと言って誰かがこっそり人間の食べるものをあげてしまうなどルールを破ることをすると、その人に対して要求噛みをするようになる可能性が高くなります。

このように、家族がそれぞれ違う姿勢になることを避けるため、ルールやコマンド、トレーニング方法というものは家族で統一させてください。

そして、犬が噛んでしまった時に一刻も早く口から離させるためにも、「ちょうだい」とか「離せ」といったコマンドは特に強化して教えておく必要があります。

噛まれない「リーダーと認識されている人」は、毎日必ず「離せ」のコマンドのトレーニングを欠かさないようにし、他の家族も「離せ」のトレーニングはできるだけしっかりと行うようにしてください。

犬が特定の人を噛んだときに注意するポイントは?

犬が特定の人を噛んだときにはいくつか注意していただきたいことがあります。

犬の攻撃性が高くて、体が大きい中型犬や大型犬などの場合は噛まれたときのケガが重症になる恐れがあります。

噛み方などが攻撃的な時は、その対処を独自で調べた方法ではなく、正しいトレーニング方法を教えているもので学んでください

イヌバーシティでは、攻撃性が高い犬に対しては口輪をつけてトレーニングができるように、口輪のつけ方も実践動画で解説されていますし、犬の様子を動画で撮影してしほ先生に送ると毎月3回開催されているWebセミナーでその対処法について直接アドバイスをもらえます。※Webセミナーはオプションで、最初の一か月は無料で参加できます。

ただ、もしもトレーニングをする人が噛まれる対象者で、すでに噛まれることに強い恐怖を覚えてしまっている場合は、噛み犬のトレーニングをし慣れているプロの手を借りることを視野に入れるのも良いと思います。

犬が人を噛んだときに注意していただきたいポイントとしては

  • ケガを最小限にするために行動する
  • 高い声(悲鳴など)をあげないようにする
  • 慌てて逃げださないようにする
  • はっきりとダメだと伝える
  • カッとして体罰を与えない
この5つを心がけて行動してもらいたいと思います。

ケガを最小限にするための行動は、例えば手を噛まれたときに無理に手を引っ込めようとすると、犬歯が鋭いので傷口が大きくなってしまう恐れがあります。

それに、犬は反射的にとられまいとして強く噛んでしまう傾向にあります。

噛まれて痛い時に冷静な対応をすることは非常に難しいことはわかっていますが、できるだけケガを大きくしないための行動をしてもらえればと思います。

また高い声をあげたり慌てて逃げだすというのは、瞬間的に犬を興奮させてしまいやすい行動なので、興奮してさらに噛もうと追いかけてくる可能性があります。

ですのでできるだけ高い声を出したり逃げるのも我慢をしていただきたい行動です。

そして噛んだら、できるだけ低い声でいつも使っている「ダメ」を伝えるコマンドで犬に対して噛むことはいけない行動だということを伝えてください。

犬はその場で注意をしないと意味がありません。

褒める時もその場で褒めないと褒められていることが伝わりませんが、悪いことを注意するときも現行犯でないと犬に対して伝わりません

家族で統一しているダメを伝えるコマンドで、いけないことをしていると伝えてください。

噛まれた人は、たいていその痛さや怖さからカッとして自分が受けた痛さを犬にも思い知らせてやりたいと思ってしまって叩いたり蹴ったりということをしたくなるかもしれません。

実際に噛まれた人の多くが犬に対して暴力をふるってしまったことがあるようです。

お気持ちは察することができますが、カッとして暴力をふるってしまうと、犬と噛まれた人の関係がさらに悪化してしまい、噛みの矯正にもさらに時間がかかるようになります。

暴力だけじゃなく、噛んだことに対して罰を与えることも関係の悪化になりかねません。

それよりも、犬が特定の人を噛む原因を突き止めてそれを排除し、トレーニングをしやすくしていくことで関係を改善させていきたい場面なので、罰を与えるのもやめたほうが良いです。

噛んだときにダメを伝えたら、一刻も早く犬が噛むのをやめるように「離せ」のコマンドを出し、口を放したら噛まれた人は犬と離して別室で手当てをするなど、物理的に距離を離すようにしてもらうと良いと思います。

犬が特定の人を噛むのは心の病気?

ペットの世話につかれた

犬が人を噛むという行為をするのは、犬に問題行動が出ている状態です。

飼い主が容認できない行動を問題行動と定義されていて(ヴォイスとマーダーの定義)現在、日本で犬を飼っている方の中で3人に1人は吠えに悩まされていて、4人に1人は噛みに悩まされていると聞いていますから、問題行動を起こしている犬は多いと言える状況です。

犬が起こす問題行動は心の病気として考えることができ、性格に合わない生活・本能を抑制される飼い方・飼い主との不安定な関係などから、犬の心が慢性的なストレスを感じているいることが大きな原因です。

犬に慢性的にかかっているストレスから、心のバランスが崩れて自分の行動を抑制できなくなっています。

犬は言葉で訴えることができないので、かかっているストレスをやめてもらうようにできませんから、ストレスを受け続けて我慢の限界になったときに心がバランスを崩して問題行動をしてしまうようになります。

心の病気によってみられる代表的な問題行動は

  • 噛みぐせ
  • 無駄吠え
  • 他の犬とケンカ
  • 粗相をする
  • 盗み食い
  • 追いかけ行動
  • マウンティング
  • マーキング
  • 威嚇する
  • 自分のしっぽを追いかける
  • 自傷行為

これらがあげられますので、愛犬が特定の人を噛む以外にも、これらの行動が出ていないかも確認してみてください。

すでに噛むという問題行動があらわれているので、他にも思い当たる行動があったとしたら、症状が重めですので、動物の行動学にも精通されている動物病院を受診して獣医に相談してみるのが良いかもしれません。

犬が特定の人を噛む理由を徹底解明!~最後に

最後までお読みいただいて本当にありがとうございました。

長いコンテンツを最後までお読みいただいたということは、愛犬が特定の人を噛んでしまうことに悩まれていらっしゃるのだと推察いたします。

家族の誰かが噛まれるという状況は、ケガをしてしまうご心配もおありでしょうが、誰かがイライラしたり、お互いを責めてしまったりと家庭の雰囲気が悪くなることもあるのではないでしょうか。

愛犬家のあなたにとっては、家族の中で愛犬をかわいいと思えない家族がいることもおつらいかもしれませんし、噛まれる家族をかわいそうだと思われて、心を痛めていらっしゃるのだと思います。。。

犬が特定の人を噛むのをやめさせるには、できるだけ詳しい原因を突き止めて、それを排除しつつ噛まれている人と犬との間で信頼できる関係を作っていくことが大切です。

トレーニングのやり方については、イヌバーシティで誰でも簡単にできるようになりますのでご心配はいらないですが、できるだけトレーニング以外の部分も噛まれてしまうご家族の方にご視聴いただけるようにお願いいたします。

今、噛まれてしまっている方は、愛犬への誤解があったり、接し方の間違いがある可能性が考えられます。

犬は、人間側の態度を変えると、ビックリするくらい変わることができます。

犬が恐怖を感じている場合は、恐怖の心がなくなるまで少し時間を見てもらいたいですが、それ以外の場合は犬が信頼できる人と認識できれば噛まなくすることはそんなに時間がかからないこともあります。

イヌバーシティは噛み犬を直すために大きな武器になることは間違いありませんので、噛まれているご家族のためにも早めにお手にするように検討してみてください。

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